300日間18ケ国女ひとりで世界一周の旅へ!不安を乗り越えてでも私が旅をしたかった3つの理由とは?

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「自分の人生このままでいいのかな・・・」
こんなことを考えていた私は、気がついたら世界一周の旅へ出かけていました。

 

はじめまして!
現在フィリピン・セブ島にある旅人のための英会話スクールCROSSxROADでライター兼語学留学をしているみのりです。

皆さん、突然ですが自分の将来に対して不安を抱いたことってありませんか?
・・・おそらく、多くの人が「YES!」と答えると思います。

まさに5年前の私は、仕事・恋愛・結婚を含めた自分の将来について不安や悩みを抱えながら生活していました。
毎日楽しいけど・・・何かが足りない、”満たされない自分”がそこにはあったんです。

そんな私が世界一周の旅に出たのは、そんな不安から抜け出したかったから。
ちょうど今から5年前、24歳の時のことでした。

  • どこにでもいそうな女子がなぜ一人で旅することを選んだのか?
  • しかも世界一周・・・。そこで、得たものってなんだろう?

旅に出るまでの私は「ちょっと変わってるけど、THEどこにでもいる人」
・・・そんな私は、世界一周の旅をすることでちょっぴり自信を持って「新しい自分」を造り出すことができたって思っています。

今回、こんな私自身の世界一周の旅の経験を通じて、旅に出たいけど踏ん切りが付かない人や踏み出すことに躊躇してる人、何か将来のことで悩んでいる人に少しでも勇気やキッカケを与えることができればなって思っています。

ちょっぴりポップな人生を送っているアラサー女子のリアルな価値観をどうぞ楽しみながら読んでくださいね。

 

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みのりって誰?〜みのりの自己紹介〜

旅中の年越しカウントダウン。タイ・バックパッカーの聖地カオサン通りにて

【 み の り っ て 誰 だ 】

平成1年3月5日生まれ、奈良県出身の超B型、お酒と海とお喋りが好きな比較的陽気なアラサー。趣味は旅行・徘徊・ダイビング・最近始めた波乗り。そして前職業は船乗り。旅をしていたのは201311月から2014年8月の約300日間。小さな観光船の船長を辞め、セブ島留学を経て女一人で世界一周の旅へ、駆け足で訪れた国18ヶ国。帰国後は某官庁船の乗組員として一年の半分を海の上で過ごすという生活を送る。そして30歳を目の前にした今、新しい一歩を踏み出すために船乗り系女子を卒業。自分の人生が大きく変わるキッカケとなった場所でもあるフィリピン・セブ島で活動を開始。

以上、自己紹介から始めさせていただきました。
略歴だけ並べるとなんだかファンキーな感じ。しかし何度も書きますが私自身はいたって平凡。
そんなみのりをどうぞよろしくお願いします。

 

24歳の私が女ひとりで旅に出た3つの理由

【1つ目】このまま人生を送ることに疑問を感じたから

アルゼンチン・チロエ島〜パタゴニア地方に航路で南下したとき

旅に出ると決めたのは今から5年前。
それまでの私は小さな船会社で船員として働く毎日で仕事もプライベートも至って順調でした。
特に大きな不満もなく毎日を過ごしていく中で、ふと感じるのは日々体感している時間の流れの速さ。
そしてそれに対してどこかついて行けてない自分自身がいて「あれ?なんか人生の展開早くない?このままでいいのかな。」とモヤモヤとした思いが常に頭の中にありました。
そう思う反面で「このまま平穏に暮らして近い将来結婚もしたいし子供も欲しい。」とすごく独りよがりな願望だけど当時付き合っていた恋人との現実的な幸せを求める部分もありました。

悩んだ悩んで悩んだ結果、家族を説得して大切な人を日本に残して旅に出ることを選びました。
「やらなかった後悔とやった後悔」ということを考えたとき、私は後者を選びました。
犠牲にするものはあるけれど、踏み止まらずに一歩踏み出すという選択をしました。

 

【2つ目】自分で自分をすごいと思える「なにか」がしたかったから

世界遺産 ペルー・マチュピチュにて

「自分で自分をすごいと思えることがしたい」といってもこれがやりたい!こうなりたい!という明確なプランやビジョンを持っていたわけではありませんでした。
このまま人生を送ることに対して疑問を感じていた時期にたまたま見つけた手段が『旅』で、直感的にこれやってみたい!と感じ、そこから『世界一周の旅をする』という目標を持ちました。

しかし、実際に旅を終えて思ったことは「世界一周って、すごいことではなかったな。」ということ。
そしてすごい「なにか」というのが、旅することだったのかどうかさえ分かりませんでした。
そもそも旅するまでに思っていた「すごい」「なにか」、どちらも表現が漠然としすぎてました。
あの時思っていたすごいってなんだったんだろう、、なにかって旅することだったの、、?

正直、今でも分かりません。だけどそれは確実に「自分で自分を誇れる経験」となっています。

だから今はこの誇れる経験をさらに次のステップに繋げるためにもライターとなり体験したことや情報を発信することで、誰かの役に立てれば、応援できればという思いを持って記事を書いています。

 

【3つ目】かっこいいお母さんになることが私の夢だったから

フィリピン・アポ島の子供たち

冒頭でも述べましたが、『元船乗り、元旅人』というのが私の経歴です。

「お母さん航海士だったんだよ、船に乗ってんだよ!」って我が子に言えたらかっこよくない?というのが私が船乗りになった理由。
ちなみにもうひとつはみんながやってない変わった職業につきたかったから。

世界一周しようと思ったのも、船乗りの道を目指すと決めたときと同じ直感でした。
「お母さんね、若い頃一人で世界中旅したんだよ!」そう我が子に言えたらかっこいい!という発想。
動機が不純かもしれないけど、その時抱いた率直な気持ちはこれです。

実際に語れるときがくるのかどうかはさて置いて、、(苦笑)
これが3つめの理由です。

これからも動機不純な語り種を増やしてゆくゆくはファンキーな母になりたいです!

 

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あれから5年経った今。29歳になった私が伝えたい旅を通じて学んだある一つのこと

ボリビア・ウユニ塩湖にて

あれから5年。

世界中の色んな国の人と出会って話して、その土地の文化に触れて見たこともない絶景を見て周った駆け足の300日。
私が旅を通じて学んだこと、それはすごくシンプルなことでした。旅を振り返ってはあれこれ考えてみたけど辿り着いた答えはひとつ。
それは、

「旅をすると人生がより豊かになる」ということ。

私が今いるフィリピン・セブ島は旅の始まりである「出発点」でした。
それと同時にたくさんのキッカケをくれた「原点」のような場所でもあります。
時間が経ってまたここを新しい始まりの場所として選んだのはどこよりも自分らしくいれる場所だったから。
旅は私に新しい可能性を与えてくれました。

旅する理由や目的、キッカケは人それぞれ。
むしろそんなものなくても、とにかく旅に出ることで人生の「経験値」は確実に上がります。
そして今後生きていく上での「選択肢」も確実に増えると思います。
そうなることで自分自身の可能性をどんどん広げていくことに繋がるのではないかなと思います。

 

さいごに

ウユニ塩湖で出会った最高の仲間たちと

旅は人生をより豊かにするための手段のひとつです。

たくさんの時間とお金をかける上に今まで築き上げたものを手放してまで旅に出るからには、旅を終えてからの生活のためにもテーマを決めなきゃと悩んだり考えたりしてる方もいるかもしれませんが、シンプルに「旅」そのものを心から楽しむだけでもそこから広がっていく世界は無限にあると思います。

旅に費やした時間やお金は”経験”に変わり、その経験は絶対になくなることのない自分だけの”財産”となります。

人生一度きり。何事も経験。

みなさんがこれから送る旅が素敵なものになりますように。

読んでいただいてありがとうございました!
よかったら、これから私が書く記事もどうぞ読んでくださいね🎵

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2 件のコメント

  • いやー
    素晴らしい文章。
    本当に旅に出たくなりました。
    本当にサブ島へ行って良いですか?

    こんなに長い文章良く書けたね。
    きちんと構築されててブレがなかった。
    感動しました。

    • 読んでくれてありがとうございます!
      そんな素敵な感想いただけるなんんて、、感激です!
      文章の構成は何度も見直してもらったので私一人じゃこの記事は完成できなかったので周りの人のおかげでもあります
      だけど気持ち込めて書いた甲斐がありました、ありがとうございます。

      セブ島に旅しに来てください、待ってます✨

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    ABOUTこの記事をかいた人

    MinoriNishimura

    元船乗りであり元旅人。2013年11月〜約300日間、セブ留学を経て世界一周バックパッカー女ひとり旅へ。訪れた国18ヶ国。お喋り・徘徊・お酒・マラソン・海遊びが好きなアラサー女。現在はフィリピン・セブ島の海外就職のためのキャリアアップデザイン英会話スクール「BEYOND THE BORDER」で日々奮闘中。