皆さんこんにちは。
セブ島をぐるぐる回っているフリーライターの林ツイタチ(@uzukumaru_net)です。
カメラを使っていろんな写真を撮ったり音楽を作ったりして、のんびり生きています。よろしくお願いします。
僕はカメラを持って、いろいろなところに出かけるのが好きです。
友達と食事を楽しむ場面でもパシャパシャパシャパシャ。
食事が運ばれてくると決まって写真撮ってしまうため、友達を待たせてしまい・・「おいチーズが固まるだろ」と、非難を受けることが多くあります。
でも、手間暇かけて撮った写真を「とてもいい!」「フォトジェニックですね!」と時々言われるのは、とても嬉しいことですね。
いい質問ですね。この記事で解説しましょう。
それでは、どうぞ!
目次
これだけは知っておきたい!
『セブ島のフォトジェニック・インスタ映え』スポット【5選】
これから、旅するライター・林ツイタチが選んだ『フォトジェニック・インスタ映え』な写真が撮れるセブ島のスポットを5つ紹介します。
各スポット・各料理の情報を併せて載せていますので、そちらも是非行ってみてください。また撮る際に意識したポイントなども解説しています。
【No.1】Tops(トップス)
セブ屈指の夜景スポットである『トップス』から撮った写真。個人的に面白いポイントは「雨雲」です。
セブ市内にかかる雨雲。街に重なる瞬間が撮れるのはトップスだけ!
トップス
住所:Cebu Tops Rd, Cebu City, Cebu
【No.2】RORO PORT (ロロポート)での海岸×朝焼け
何気ない海岸も朝焼けに撮るとご覧の通り。海岸×朝焼け=最高という方程式が誕生しました。
スマホ越しで撮るとさらにインスタ映えすること間違いなし。
RORO PORT
住所:Sitio Camolinas, Barangay Poblacion, Roro Port Road, Cordova, 6015 Lalawigan ng Cebu
【No.3】SUGBO MERCADO(スグボ・メルカド)
たくさんの出店が並ぶナイトマーケットである『SUGBO MERCADO』もフォトジェニックポイント。
注目すべきは“暗さ”と”明るさ“のコントラスト。エモーショナルな写真が撮れるポイントなのでおすすめです。
こちらは『SUGBO MERCADO』の近くのレストラン『The Pylamid』。妖美な雰囲気がただよう紫色が印象的。
SUGBO MERCADO スグボ・メルカド
住所:Garden Bloc, Inez Villa St, Apas, Cebu City, 6000 Cebu
【No.4】CARBON MARKET(カルボンマーケット)
野菜や魚、肉などが大量にあつまるストリートマーケットが『CARBON MARKET』です。彩り豊かな食材が集まっているスポット。
彩色の種類が多い写真はタイムラインやホーム画面にも彩りを与えます。 素朴な街並みが印象的。そこら中を自転車(トライシカル)が走っているためセブのローカル感を体験できます。
CARBON MARKET カルボン・マーケット(通称コロン)
住所:M. C. Briones St, Lungsod ng Cebu, 6000 Lalawigan ng Cebu
【No.5】セブ・ストリート(街全体のいたるところ)
セブで圧倒的におすすめなスポットは『街全体』です。何気ない道路ひとつ取っても人が寝てるわプレステが落ちているわで非常に面白い。
道端に落ちているバナナの図。奥に置かれた赤いビニール袋とバナナの黄色の色相の差が好き。
「いい写真撮りたい」と思いながら歩けば、たちまちそこがフォトジェニックスポット。
いいカメラ、いいテクニックも大切ですが、面白い構図や主役を探す「目」こそが重要です。
思いもがけない瞬間に出会うと面白いです。
- 落ちているもの
- 寝ている人
- 野良犬
- 野良猫
など、シャッターに収めると味がある写真が撮れるのがセブの特徴。
カメラを盗まれるリスクと表裏一体なのでご注意ください。
ここから写真の勉強の始まりです。
そもそも、フォトジェニック・インスタ映えって何?
ん…?そもそもフォトジェニックって何…?インスタ映えのこと…?
いい質問ですね。この記事で解説しましょう。
フォトジェニックってどういう意味なの?
まずは上記の写真をご覧ください。まるで一枚の絵のような風景。何の変哲もないホテルの廊下ですが、光の差し具合で引き込まれるような写真になりましした。
このように景色やスポット、食べ物の中で写真うつりがいいことを『フォトジェニック』といいます。英語の「photogenic」が由来です。(引用元:Weblio辞典)
ちなみにこのホテルの1泊料金、いくらすると思いますか? 実は800ペソ(=約1,760円)なんです!安!でもキレイ!
フォトジェニック=インスタ映えのこと?
SNSなどのサービスが爆発的に流行するようになったことで『フォトジェニック』という言葉は一般的に使われ始めました。
特にフォトジェニックな写真の流行の源は Instagram です。そこで生まれた言葉がインスタ映え。
- 写真写りがいい食べ物
- 画面映えする風景
- 目を惹くような綺麗なスポット
などを「インスタ映え」と呼ぶため、「フォトジェニック」と「インスタ映え」はほとんど同じ意味で使われています。
いいカメラがあればいい写真が撮れるは嘘?
僕が使っているカメラはFUJIFILMの『X-T2』というミラーレス一眼カメラです。
10万円以上する機器を使用している僕がこのように言うのは説得力がないかも知れませんが、一眼レフやデジタルカメラでなくても『フォトジェニック』な写真を撮ることはできます。
それでは、これからカメラの性能に頼らない『フォトジェニック』な写真を撮る方法を紹介します!
セブ島で『フォトジェニック・インスタ映え』な写真を撮りたい方必見!
いますぐ使えるテクニック【5選】
その1:中心をずらすと店内の雰囲気も伝わる!
カフェのコーヒーやレストランでの食事を写真に収めたい時、上記の画像のように中央に配置するのがセオリーな撮り方。
日の丸構図と呼ばれる方法です。
撮りたいものを主役だとすると、その主役をダイレクトに伝えることができるメリットがあります。
しかし、ありがちな配置というのも否めません…。そういう時は思い切って中央から外してみましょう。
カフェの飲み物がメインであることは変わりませんが中心からずらすことで ・店内の広さ ・明るさ ・雰囲気 が同時に収められた写真になります。
カフェの雰囲気を伝えたいときは、中心からずらす方法も試してみてください。
その2:真上から撮ると面白い!
次に紹介するテクニックは真上からの撮影です。
ソルビンという手法で作られたかき氷がウリの『SULBING DESSERT CAFE』。通常のアングルで撮影するとこのようになります。
このスイーツの魅力・特徴は高く積まれたアイスクリームとコーディネートされたチョコレートの量。
その良さが最も伝わる方法は間違いなく横から。
それを敢えて真上から撮ると「ん?」となるような写真が。この違和感が最大の特徴。 真上から撮ることで生まれる違和感。その違和感が見ている人の興味を惹きつけます。そして横からの画像で被写体の全貌が明らかになり、違和感が解決するという仕組み。
しかしご注意。物によっては撮影の際に背伸びしなければいけません。スマートフォンで撮る場合は料理の真上にスマートフォンを持ってこなければいけないため、万が一手を滑らせたらチョコソースまみれになる可能性があります。
もう1パターンの例を紹介。
サンドイッチとフライドポテトのプレートを約45度の横角度から撮った写真。このプレートを真上から撮るとこのようになります。
一枚の写真でプレートに乗っている料理が一網できます。この料理のように対称性になっている配置だとインスタ映え間違いなし!
その3:スマホ越しにシャッターを切ろう!
2台以上のカメラ機器が必要なテクニックがこちら。
焦点(ピントが合う場所のこと)がスマートフォンに当たることで、周りの景色が大幅にボヤけます。スマートフォンで映されている景色は鮮明なままなので強烈なメリハリが印象的な写真に仕上がっておしゃれ。
その4:猫の目線まで視点を下げて見よう【アイレベルならぬキャッツアイレベルを】
写真を撮る際、自分の目線の高さにカメラを構えて撮ることがほとんどです。
この目線のことを「アイレベル」と言います。
しかし、アイレベルだけでは一辺倒な写真なってしまいがちです。
そこで大切なのは、すこし屈んでアイレベルを下げることです。
ふとももが痛むレベルで地面すれすれまで、アイレベルを下げてみると、より面白い目線の写真を撮ることができます。
正式な名称があるのかわかりませんが、僕は「キャッツアイレベル」と呼んでいます。
著作権に引っかかるようなことがありましたら、またご連絡いたします。
その5:加工でもうひとランク上の『フォトジェニック』へ
以上4つが写真を撮る際のテクニックだとすると、次にご紹介するのは写真を撮った後のテクニックです。
- 白黒
- フレーム
- 角度
- フィルタ
- 書き込み
この5つが手軽で便利。かつ効果的。
例を一つ紹介。こちらは
- フレーム
- 角度
- 書き込み
を試してみました。すると、ポストカードのような雰囲気が出ました。
角度をつけ過ぎると、見ている人の首を攻撃してしまうリスクがあるのでほとほどにしたいところですね。
今回僕が使った機材と現像ソフトを紹介【個人的におすすめ】
カメラ:FUJIFILM X-T2
防塵・防滴のすごいカメラ。ミラーレス一眼とだけあってかなり軽量。アイランドホッピングや海岸に持っていても水気を気にせずに撮影できるのが嬉しいポイント!
レンズ:XF35mm F2 B WR
こちらも防滴性能付きのレンズ。カメラの購入を検討している方は防水機能が付随しているカメラをおすすめします。
セブは海岸やアイランドホッピングに行く機会が多いため、「濡れても安心」という心の支えは大きい。
カメラやレンズに防水機能が付いていますが、海水は真水と違ってベタつくため要注意。使用後は入念にケアしないと不具合の原因になります!
現像ソフト:iOS純正のApp『写真』
撮った写真を一覧・管理したり明るさや色合いを加工したりすることができるApple社純正のアプリ。デフォルトアプリでありながらトリミング・角度調整・露出補正などを行えるため便利。
まとめ:セブ島の旅行や旅の思い出には、フォトジェニック・インスタ映えな写真を残そう!
テクニック×スポット=フォトジェニック(インスタ映え)!
今回ご紹介したテクニックである、
- 中心ズラし
- 真上
- スマホ越し
- キャッツアイ目線
- 加工術
とセブのフォトジェニック名所を掛け合わせてステキな写真を撮りましょう!
そして、あなただけのセブ島のフォトジェニックな場所を見つけ出してくださいね!
…そういえば、セブ島のフォトジェニックなスポット教えてください!あと写真のきれいな撮り方も知りたいです。