こんにちは!
旅人たちの英会話スクールCROSSxROADで留学後、世界一周中のライターFJ(@fujikko_sudachi)です!
現在、僕はイギリスでワーホリ中なのですが、世界40ヶ国以上を周った僕から見てもイギリスの物価は世界トップレベルで高いです。
そんなイギリスで留学や生活するのに経済的な不安を抱える方も多いと思います。
今回は、イギリスで生活する上で実際にかかる金額や相場等を書き記しながら、イギリスでの生活費を節約する方法をお教えします。
※記事内1ポンド=135円で計算しています(2019年7月現在)。
目次
イギリス現地でかかる生活費を相場感と一緒に解説
「イギリスでかかる生活費は高い!」と一口に言っても、ジャンルによっては日本より安いものもあります。
そして、相場感や節約方法をきちんと知ることで、出費を抑えられるものもたくさんあります。
ここからは各ジャンル毎に具体的な金額を示しながら紹介したいと思います!
イギリスの生活費①家賃・宿泊費
まず、イギリスでの生活費で一番の大きなウェイトを占めるもののひとつが、間違いなく家賃・宿泊費です。
イギリスでの滞在形式は主に以下の3つが一般的です。
フラットシェア
フラットシェアはイギリスで最も一般的な賃貸方法のひとつで、自分専用の部屋、キッチンやバスルーム等は数人でシェアするという賃貸形式です。
フラットシェアの家賃
ロンドン中心部:600〜900ポンド(81,000〜121,500円)
ロンドン郊外:400〜700ポンド(54,000〜94,500円)
ホームステイ
ホームステイは現地で実際に生活するホストファミリーの方の家の部屋の一室を借り、共同生活を送るという滞在形式です。
メリットとして、現地の方と共同生活を送ることができるので、英語力の向上を図ることができます。
朝食や夕食付きといったオプションも様々ですので、自分の理想の滞在形式にあったものを探してください。
ロンドン中心部でのホームステイ費用相場:700〜900ポンド(94,500〜121,500円)
学生寮
学生寮は留学時に大学や語学学校経由で申し込むことが多いです。
滞在形式も様々で、一人部屋から複数人でひとつの部屋をシェアをするという形式もあり、それによって値段も様々です。
複数人でシェアすると、友達はできやすいし、英語を使う場面も増えますが、一人の時間が欲しい方や貴重品の管理が不安な方は一人部屋を選ぶといいですね。
ロンドン中心部での学生寮費相場:400〜900ポンド(54,000〜121,500円)
電気代や水道代、Wi-Fiの費用等が含まれているかどうかは契約時にしっかりと確認してください。
イギリスの生活費②食費
イギリスでの外食費は非常に高いです!
普通のレストランに行き、食事をすると10ポンド(1,350円)〜といったところです。
比較的に値段の安い中華料理店やファストフード店といったところでも6ポンド(810円)〜という具合です。
ですので、今回は自炊をした場合の値段を記載します。
イギリスでの1ヶ月の食費:150〜250ポンド(20,250〜33,750円)
イギリスの生活費③交通費
電車やバスの移動で必要になるのがこのオイスターカードです!
地下鉄での移動はオイスターカード無しでも可能ですが、オイスターカード無しでは1回4.9ポンド(661円)。オイスターカード有りでは2.4ポンド(324円)です。
バスもこのオイスターカードで乗車することができ、1回1.5ポンド(202円)です。
そしてこのオイスターカードは駅の券売機やキオスク等で簡単に入手することができます(発行時にデポジットとして5ポンドかかりますが、返還時に返金されます)。
このオイスターカードにお金をチャージしておいて使用します。
ロンドン中心部での通勤、通学で毎日地下鉄に乗るとした場合:115ポンド(15,525円)
イギリスの生活費④交際費
語学学校のクラスメイトといった友達と出かけることもあり、それも留学の醍醐味だと思います。
たまには外食やパブでのビールを楽しんだり、一緒に観光地を周ったりとぜひイギリス生活を楽しみましょう。
外食費:10ポンド(1,350円)〜
パブでのビール:4ポンド(540円)〜
カフェでのコーヒー:2.5ポンド(338円)〜
ロンドンでの1ヶ月の交際費:70ポンド(9,450円)
イギリスの生活費⑤雑費
その他にかかる経費を見ていきましょう。
現地のSIMカードでの契約は会社によって多少異なりますが、僕は1ヶ月3GBで10ポンド程度です。
日本と違うのはプリペイド式で先に払うので、使いすぎる心配もありません。
トイレットペーパー(2ロール):1ポンド(135円)
ボディソープ(250ml):1ポンド(135円)
映画館での映画鑑賞:10ポンド〜(1,350円)
イギリスでの1ヶ月の雑費:50ポンド(6,750円)
イギリスの生活費を抑える5つの節約方法
それではイギリスで実際に生活する上で、生活費を抑えることのできる具体的な5つの方法をお教えします。
これらを実践してお得にイギリスでの滞在を楽しんでくださいね。
コスパの良いショップで購入する
衣料品や食品、医薬品といった日用品の購入を安いお店に足を運ぶ様にすると、それだけで節約になります。
そこで、イギリスのコスパの良いお店を厳選紹介します!
食料品
Tesco
Sainsbury’s
上記のスーパーマーケットはイギリスのどこに行っても見かけるでしょう。
お店の規模もかなり大きいものから小さいものまで存在し、良心的な値段で販売している上に、安売りをしていることも多いので、ぜひ足を運んでみてください。
医薬品
Boots
イギリスのドラッグストアと言えばこのBootsです。
品揃えも良く、医薬品だけでなく、日用品も安く購入することができるのでオススメです。
日本でも良く見かける格安ドラッグストアの様な印象です。
衣料品
PRIMARK
イギリスで有名な激安ファッションブランドです。
ユニクロやH&Mといったファストファッションブランドもありますが、それらを超えるコスパです!
安い時であれば、Tシャツ1枚が2ポンド(270円)で購入できる等、驚愕の安さです。
他にも無印良品等もよく見かけるので、ロンドンにいれば本当に買い物には困りません。
レイルカードを購入する
交通費を節約する方法として、レイルカードと呼ばれるカードを購入することをオススメします。
このレイルカードは年間で30ポンド(4,050円)かかりますが、列車の運賃が1/3割引になります。
長距離列車で郊外へ旅行に行く時だけでなく、普段の地下鉄も割引されるのでかなりお得です!
30ポンドの元はすぐに取れます。
レイルカードの申請はインターネットが簡単でおすすめです。
外食を控えて自炊をする
まずは何と言っても一番の節約になるのが自炊です。
外食を続けていれば1ヶ月に食費だけで600ポンド(81,000円)ほど使ってしまうでしょう。
しかし、スーパーマーケットで食材を買って自炊すれば、一食100円以内に抑えることも可能です!
僕も普段自炊は全然しないのですが、ロンドンに来てから自炊をする回数が増えました(笑)。
だからこそわかりますが、外食と自炊ではかなりの差があります!
パブでのお酒の楽しみ方を考える
イギリスと言えばパブをイメージする方も多いと思います。
実際にイギリスではパブを至るところで見かけるし、ランゲージエクスチェンジ等もパブで開催されていることも多いです。
パブでの飲み物の購入方法ですが、バーカウンターで頼み、その都度お金を払います。
日本の居酒屋の様に料理やお酒をたくさん頼んでから最後に会計という形式ではないので、「今日は1杯でやめとこう」と思えば、1杯4ポンド(540円)でランゲージエクスチェンジやイベントにも参加し、たくさんの人と交流することができます。
パブでは、色々な種類のクラフトビールやエールを楽しめて本当に飽きないので、お酒の好きな方は飲みすぎない様に注意してくださいね(笑)。
公園でスローライフを楽しむ
イギリスで生活して驚いたことのひとつは「イギリスの人は公園で多くの時間を過ごす」ということです。
大都会のロンドンにも本当に多くの公園があるし、規模も物凄く大きな公園が多いです。
週末の休日だけでなく、平日の昼間でも公園では多くの人が見受けられ、スポーツを楽しんだり、読書をしたり、お酒を飲んだりとそれぞれの時間を過ごしています。
お酒を買って、公園で友達と飲むというのも一般的で、費用を抑えながらも現地らしく楽しむことができます。
※ただし、場合によっては飲酒が禁止されてある場合もあるので注意してください。
まとめ
イギリスでの生活費、節約方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
あくまで一例ですが、イギリスで1ヶ月にかかる費用をまとめると下記の様になります。
イギリスでの1ヶ月にかかる生活費
家賃 | 600ポンド(81,000円) |
食費 | 150ポンド(20,250円) |
交通費 | 80ポンド(10,800円) |
交際費 | 70ポンド(9,450円) |
雑費 | 50ポンド(6,750円) |
合計 | 950ポンド(128,250円) |
1ヶ月大体13万円以内くらいですね。
もちろん、もっと切り詰めれば節約できるかもしれませんが、これくらいが一般的であると思います。
せっかくイギリスに滞在するならば、現地の人とパブ文化を楽しんだり、小旅行に出かけたりしながらイギリス滞在を楽しんでくださいね!(^^)
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