僕ら男4人のスペイン・カミーノ巡礼旅【しんどいのが嫌で280kmショートカット】

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おはようございます、西畑 将大です。
 
 
みなさん、カミーノというものをご存知でしょうか?
 
ざっくり説明すると、
 
スペインを東から西までひたすら歩く。
 
というものです。
四国八十八ヶ所巡礼のスペインバージョン、と言った方がわかりやすいでしょうか。
 

 

僕らこまきねポンプも先日、友人達と男4人でやって参りました。
 
今回はいつものインタビュー記事とは異なり、そのことについて記事にしました。
カミーノ巡礼の特徴から、ルート・食事・宿泊先・費用・持ち物についても解説してるので、良ければそちらも参考にしてください。
 
 
mayumi

スペイン・カミーノ巡礼旅のメンバーを紹介

まずはメンバーから紹介させていただきます。

1人目:祐太(スーチー)

ご存知、こまきねポンプの愛と勇気担当。 

中川家の礼二ぐらい韓国語が話せて、日本語・英語・中国語で寝言を話すグローバル野郎。 ゴール地点で、すももジャムを食べてアナフィラキシーショックを発症し、死にかけた。
救急車で運ばれ、病院で女医さんに「なんで食べたんだ」と詰められる。 すももはファーストコンタクトだったようです。

Twitter→Yuta Ishizaki

2人目:祐希(ユウキ)

ハイパー頼りになる理学療法士。
ムツゴロウレベルで動物達を愛し、愛されている。
晩御飯の時にジュースをよく飲んでいるが、最近お酒の美味しさに気づいたらしく3日に一回ほどビールに変わる。
なぜか家庭用の馬鹿でかい洗剤を持ち歩いており、消費に困っていた為、僕らに提供してくれていた。
 
Instagram→yukimaru6664
 

3人目:伸之輔(しんのすけ)

学生ポーカーの日本チャンピオン。ポーカーで稼ぎながら旅をしている。
シェフ石川として毎晩僕らにご飯を作ってくれていた。
ダニに噛まれようと、寒かろうと、足から膿が出ようが(クロックスで歩いてるから)関係なさそうな顔をしているが、パスタの茹で時間にはうるさい。
出発3日目で”水切り”に適した石を拾うが、結局納得のいく水場を発見できずゴールし、その後ニューヨークまで石を運んでいた。 

4人目:西畑(にしはた)

この記事を書いてる人

ハンガリーで女医の卵に禁煙を説得され、カミーノ開始と同時に禁煙を始めたが「吸った方が楽に禁煙できる」と訳のわからない言い訳をして、結局4日で禁煙失敗した。
写真をよく撮る。

 

僕ら4人はフィリピン・セブ島の語学学校で出会いました。

 
僕らは、フィリピン・セブ島にある語学学校、クロスロードで出会いました。
4人とも偶然同じ日に入学して、1ヶ月同じ釜の飯を食い、同じ部屋で寝起きを共にし、勉強して、4人同じ日に卒業して、その後世界一周をしている。クロスロードの最高な環境が生んだ、奇跡の出会い。
 
 

スペイン・カミーノ巡礼とは?を4つの特徴にまとめてみた

スペイン・カミーノ巡礼とは

キリスト教のお偉いさんが眠っている、ゴール地点のサンティアゴ・デ・コンポステーラに向けてヨーロッパ全土より人々が歩いている道。

だそうです。
でも現在は宗教目的というよりも、レジャーや、健康の為、などの目的で歩いている人が多いのだそう。

もっと詳しいことは

日本カミーノ・デ・サンティアゴの会

このサイトを見てください。
僕らは「楽しそうだからやってみようぜ!」って感じで始めちゃったので、詳しいことはよくわかってません。

これさえ知っておけばなんとかなる4選!

【1つ目】巡礼手帳:クレデンシャル

まずはクレデンシャルと呼ばれる巡礼手帳。これが巡礼者の証となります。

巡礼者専用の宿、アルベルゲ(後述)に宿泊する際にスタンプを押してくれる。教会でも押してくれるみたいですが、僕らは教会に一度も行っていないのでよくわかりません。

こんな風にスタンプがたまる。

 

【2つ目】巡礼者専用の宿:アルベルゲ

巡礼者専用の宿です。スペインの物価を考えると格安で宿泊できます。

値段の振れ幅としては、一人一泊で、寄付から15€(約1900円)まで。
しかし、ほとんどが5〜8€(約640〜1,000円)ほどで宿泊できます。
チェックインの際に上記のクレデンシャルとパスポートが必要になります。

上記のクレデンシャルはアルベルゲで手に入れることができます。

 

【3つ目】お昼寝の時間:シエスタ

スペインにはシエスタと呼ばれるお昼寝の時間があります。

ほとんどのお店がだいたい14:00-17:00の間、閉まってしまいます。もちろん日曜日はやってない。
都市部では開いているお店もありますが、田舎に行くとほぼ100%なので注意が必要です。

町を離れると不安なぐらいド田舎です。

 

【4つ目】ルートを教えてくれる矢印

ゴールまで残り100km。

分かれ道には必ずあります。分かれ道でなくともあります。
とにかくこれにしたがって歩いていけば、ゴールまで行けるというすぐれもの。

だいたいこの4つを知っておけば、カミーノ巡礼はなんとかなります。

巡礼者のシンボルとして、このホタテをみんな持ってますが、

買ってみるとちょっとテンションが上がるが、使い道は不明です。

 

 

daisuke

スペイン・カミーノ巡礼のルートとスケジュール

メジャーな道を選択

僕らの巡礼はフランス人の道と呼ばれる一番メジャーな道を歩きました。
日本カミーノ・デ・サンティアゴの会このサイトによると、全行程で780㎞、出発してすぐに標高差約1,200mのピレネー山脈越えなど、しんどさしかないので
 
僕らは、序盤(約280km)をショートカットしました。
 

緑色がフランス人の道、全行程。黄色が僕らの行程。

 
僕らはブルゴスという街からスタートして、行程は500㎞弱まで抑えました。
別にスタートはどこでもいいみたいです。途中バスに乗ろうが、ヒッチハイクしようが、クレデンシャルさえ手に入れて、100㎞歩くと巡礼したことになるそうなので。
 
 
期間は約1ヶ月間

スタートが10月3日で、航空券の都合により、遅くても11月2日にはゴールに到着していないといけなかかったのです。
なので単純計算で1日18㎞弱の予定を組んでいました。
 
町から町に行かないと宿もスーパーもないですし、雨が降ったら長距離歩けないし、「今日はしんどい」となると10㎞だけにしておいたり、順調な日には29㎞歩いたり、かなりフレキシブルに歩いてました。
 

水面で溺れているハチをじっと見つめている時間もある。

 
もし780㎞の行程を1ヶ月で歩こうとすると、毎日26㎞は最低でも歩かないといけないので、無理せずに程よい行程をチョイスしてはいかがでしょうか。
 
僕らは余裕に余裕でしたので、楽しさしかありませんでした。
 
 

巡礼中の1日のスケジュール

↓ 7:00 起床
支度して、顔洗って、ご飯食べて
↓ 8:00 出発
↓ 10:00 休憩
 
↓ 10:30 出発
 
↓ 12:00 お昼ご飯
 
↓ 13:00 出発
 
↓ 15:00 アルベルゲ到着
各々好きなことしたり、ご飯の買い出ししたり、昼寝したり。
↓ 19:00 晩御飯
  

お風呂入ったり、Netflix見たり。

↓ 22:00 寝る
  
超健康的な生活です。
 
ざっくり言うと、
 
仲良い4人で午前中からお昼過ぎまで散歩する。
 
これです。
 
 

スペイン・カミーノ巡礼中の食事・宿泊先・費用・物価

食事について

朝御飯と昼御飯はこんな感じで
 
 
パン、ハム、チーズ、果物やシリアルを食べてました。スーパーを見つけたら2日分ぐらいを買い込んで持ち歩いてました。
 
夜ご飯は、シェフ石川が腕をふるってくれます。
 
宿を選ぶタイミングで、”キッチンがあるかどうか”が僕らの中でかなり重要になってました。
4人で自炊をするとだいたい1人2€(約250円)でたらふく食べられるのですが、レストランでご飯を食うと9€(約1,200円)ぐらいかかりますので、圧倒的に自炊がおすすめです。
 

毎晩4人で1kgのパスタを食べる。

 

宿泊先について

上記したように、巡礼中はアルベルゲという巡礼者専用の格安宿があります。
巡礼道中のほぼ全ての町にあります。
 
アルベルゲは大別して2つのタイプがあってですね。
 

標準アルベルゲ

だいたい5〜8€(約640〜1,000円)で宿泊できて、基本的にドミトリー。

超快適なベルゲから、キッチンがあるのに調理器具やお皿が一切ないカスベルゲ、まで様々です。
 

寄付アルベルゲ

値段を自分で決めることができる。ここは寝床だけではなくて、ご飯も出てくる。

なかなかのレア度であり、僕らは3回しか宿泊することができませんでした。
居心地よくて素晴らしい所から、電気水道もない、ダニ満載マットの山小屋みたいな所もあります。

山ベルゲ。

 

ハグリットの家かよ。

 

費用について

実際にかかった費用は、1ヶ月間で1人当たり約60,000円でした。
全行程が30日の予定だったので、1日あたり約2,000円です。
 
内訳(1日あたり)

  • ご飯代:700円
  • 宿代:640〜1,200円
  • 嗜好品(お酒、煙草など):200円
 
10€(約1300円)以上のアルベルゲしか選択肢がなかったり、自炊が出来ずレストランで食べたり、があったので合計すると60,000円から70,000円ほどかかってしまいました。
 
 

物価について

スペインの物価は日本と変わらないぐらいです。
僕らが普段食べていた、パンやハム、チーズなどは1€(約130円)で、ほぼ毎晩飲んでいた紙パックのワインも0.8€(約100円)と、変な贅沢をしなければ安く抑えることが可能です。 
 
 
気をつけたいのが、日本でもそうですが、都市と田舎で物価が違うという点です。
食べ物は都市の方が大型スーパーがあって安く購入出来ますが、宿は都市に行くと10€(約1,300円)以下がなかったりと、慣れるまでは困惑します。
 
 

スペイン・カミーノ巡礼の持ち物、この6つは押さえておきたい

大抵のものは現地調達でも問題ないと思うのですが、これだけはちゃんと日本で揃えたほうがいいものを書いておきます。

No1.  バックパック

20〜30リットルがベストかと思います。
あんまり大きいと歩いていてしんどいでしょうし、重さは10kgで重い方です。
 

No2.  衣服

 
朝、夜は結構寒くてですね、10度以下になる日もありました。
 
日中は太陽が出ると暑いので、体温調節しやすい服装がおすすめです。
僕は、セーター・ジャケット・マウンテンパーカー・長スボン2着・半パン・Tシャツ4枚、あとは適当に下着を持ってます。
 

No3.  寝袋

これは必須です。
アルベルゲには大抵マットしかないので、寝袋がないと寒くて死んじゃいます。
伸乃輔は寝袋を持っていないので、お酒をのんで体を温めるか、ブランケットがあることを祈ってました。
 

No4.  靴

最重要です。
きちんと自分の足にフィットした丈夫なものを履かないと、かなり辛いと思います。
 
例外がいます。
やはり伸乃輔(写真左)。
 
クロックスで500㎞を歩き切りました。

彼はポーカールームに入るために、ちゃんとした靴も持ち歩いているのですが、頑なに履かない。
というか靴下も持ってません。
洗いやすい以外にメリットはないのでおすすめは出来ません。
 
彼はシンプルにクレイジーなのです。
 

No5.  スマホ(欲を言えばカメラも)

maps.meというアプリを入れておけばオフラインでも地図が見ることが出来ますので大変重宝します。
 
Wi-Fiもアルベルゲやバーに行くとありますのでご心配なく。
 
しかし、野を超え山を越え歩き続けますので、ちゃんとしたカメラがあると思い出がより綺麗に残ること間違い無いでしょう。
 
 
 
 
 
 

No6.  雨具

傘をもって何kmも歩くのはしんどいですよね。
なのでカッパかマウンテンパーカーをおすすめします。ちょっといい値段はしますが、濡れるよりはマシです。
持ってないと、彼らのようにゴミ袋をカッパ代わりにしないといけなくなります。
 

しんのすけ(左)ゆうき(右)

 
風が通らなくて案外あったかいのだそうです。論点はそこではない。
 
 
だいたいこれぐらいです。
大きめの街に立ち寄るとアウトドアグッズのお店があったりしますので、あんまり心配しなくても大丈夫です。
 
 

【最後の最後に】スペイン・カミーノ巡礼でのトラブル

盗難にあったり、怪我したりは幸い一度もありませんでした。
 
しかしこの男。
最後の最後、ゴール地点のサンティアゴ・デ・コンポステーラにて、アレルギー反応で倒れました。
 
 
詳しくは僕らのブログを見ていただければ書いてます。肝冷やしましたよまったく。
ちょっと例外的なトラブルです。
 
スペインはマドリードなどの大都市では治安が悪くて、盗難や危険な目にあったりなどの話を聞きますが、カミーノ基本的に田舎道を歩き続けるので治安もよくて人々も優しいです。
 
 
 

僕ら男4人のスペイン・カミーノ巡礼旅のまとめ

いかかでしたでしょうか、僕ら男4人のスペイン・カミーノ巡礼旅。

仲良し4人で毎日朝から楽しくお散歩です。
1ヶ月、毎日歩いて笑って、最高の思い出が出来ました。こんなに素敵な時間は人生であと何回あるでしょうか。
まだないのであれば、スペインに行ってみてはいかがでしょう。

ちなみに教会には一度も立ち寄ってません。
「教会行っとく?」と聞くと、みんな無言になります。

これはゴール地点のサンティアゴ・デ・コンポステーラの一枚です。
背景がゴールの教会なのですが、入場料がかかったので入るのはやめました。

そして最後に、これだけは言っておきます。

それでは。

文章、写真;西畑 将大

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こまきねポンプ

西畑 将大(写真右)写真と切れ痔担当と、石崎 祐太(写真左)愛と勇気担当。 高校の同級生2人で大学を休学し、2018年3月3日から世界一周二人旅をしている。 旅の途中でフィリピン、セブ島の英語学校クロスロードに立ち寄り、セカパカのライターとして任命を受ける。 こまきねポンプの由来は、西畑がトイレにウンコを詰まらせ、こまきね先生がポンプで解決してくれたエピソードから。