【保存版】世界一周旅行者必見!ビザが必要な国と取得方法まとめ

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セブにある旅人のための英会話スクールCROSS×ROADでライターをしているあゆみです。

世界一周旅行を考えている人にとって、ビザの情報を調べるのってめんどくさいですよね?

  • どの国でビザがいるのか
  • どこでビザが取れるのか
  • どうやってビザが取れるのか
  • ビザを取るのにどれくらい時間がかかるのか

など、いろいろ考えると思います。

そんな人のために、ビザの取得方法や注意点についてご紹介したいと思います。

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1.ビザが必要な国

 まず、ビザが必要な国はどこなのかご紹介します。日本のパスポートは世界の国々と比べてとても優れています。

ビザなしか、事前の手続きなく到着時のビザ取得で入国できる国や地域の数を集計した「ビザ自由度指数」によると、日本は199の国と地域の中で3位です。

日本のパスポートを持っているだけで、なんと156ヶ国もビザなしで入国できるのです。大抵の場所にはビザなしで訪れることが出来るので、ビザを取得するということは日本人にあまりなじみがありません。

しかし、ビザが必要な国は意外とあります。その国がどこなのかサイトで確認してください。

Passport Index

このサイトの「visa required」「visa on arrival」と書いてある国でビザが必要です。

2.ビザの種類

 世界一周旅行者が取るビザは、観光用のビザです。しかし観光ビザにも、様々な種類があります。これからビザの種類についてご紹介します。

2-1.シングルビザ

 観光ビザの中でもっとも一般的なのは、シングルビザです。シングルビザは一回の入国のみに使え、出国して再入国する際は使えません。入国するたびに取得する必要があります。

2-2.マルチプルビザ

 マルチプルビザは、シングルビザと違ってビザの有効期間であれば何度か出入国が出来るビザです。ビジネスビザやリタイアメントビザに多いですが、ブラジルでは、観光ビザでもマルチプルビザとなります。

2-3.トランジットビザ

 ある国に行くために、第三国を通過するときビザが必要な場合があります。例えば、エチオピアからケニアを経由してタンザニアに行く場合、ケニアでの滞在が72時間以内だとケニアのトランジットビザが必要です。このビザは1回のみ使用できます。

2-4.数次入国ビザ

 数か国分が一緒になったビザがあります。東アフリカ共通ビザは、90日間有効な数次入国ビザで、それを取得するとケニア、ルワンダ、ウガンダの三ヶ国に入国することが出来ます。

2-5.ESTA

 ESTAとは、アメリカに入国する際に取得しなければいけない電子渡航認証システムのことです。一度取得したら2年間有効で、その間は何度もアメリカを出入国できます。

注意しないといけないのは、違う国に行くのにアメリカを通過する(トランジットする)際にもESTAが必要だということです。

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3.ビザの取得方法

 これからビザの取得方法についてご紹介します。事前にビザを取らなければいけない国や、入国時にお金を払うだけでビザが取得できる国があります。

3-1.事前にビザが必要な場合

 先ほど紹介したホームページで「visa  required」と書いてある国に入国する際は、事前にビザを取っておかなければいけません。その方法は2種類あります。

3-1-1.日本国内で取得

 世界一周に出る前にあらかじめ日本でビザを取得しておく方法があります。ビザを取得したい国の大使館または総領事館で事前に取得することが出来ます。大使館のホームページで、ビザを取得するのに必要な書類を確認してください。

国によりますが、大体の国で

  • ビザ申請書
  • パスポート(残存期間が6カ月以上必要)
  • 証明写真
  • フライトスケジュールなどの日程が分かるもの
  • 申請料

が必要です。

準備が出来たら、大使館か総領事館に必要書類を持ってビザの申請をしましょう。郵送でもビザの申請をすることができます。書類に不足がなければ、数日中にビザを発行してもらえます。

ビザの発行にかかる日数は国によってまちまちです。早く作ってもらいたい場合、追加でお金を払えば作ってもらえる場合があるので交渉しましょう。

3-1-2.旅中に大使館で取得

 世界一周の計画では行こうと思っていなかったけど、旅人に話を聞いたら行きたい国が増え、その国に入国するにはビザが必要、という場合があります。そういう場合は、ビザを取りたい国の大使館がある国で取得することもできます。

例えば、ブラジルビザを取るのにパラグアイのブラジル領事館で取ることが出来ます。この際も、必要な書類を確認して用意してから大使館か領事館に行きましょう。日本と違って申請の受付時間が短かったり、ビザの取得に時間がかかる場合があります。

3-2.アライバルで取得する場合

 先ほど紹介したホームページで、「visa on arrival」と書いてある国は、入国時にお金を払うだけでビザが取得できます。それをアライバルビザと言います。事前に大使館や領事館に行ってビザを取得する必要がないので楽です。

4.ビザ取得の際の注意すべき点

 次に、ビザを取得する際に注意すべき点についてご紹介したいと思います。

4-1.ビザには有効期限がある

 まず、すべてのビザには有効期限があります。例えばミャンマービザだと、有効期間は発行から90日間で、滞在可能日数は28日間となっています。つまり、ビザを取得したら90日以内にミャンマーに入国しないとビザが無効になってしまいます。

日本でビザを発行してもいいですが、旅行のプランを考えて、ギリギリになってしまいそうな場合は、旅中に海外の大使館か領事館で取った方がいいでしょう。

4-2.ビザ期限内でも滞在日数には期限がある

 マルチプルビザでも、一回の滞在で居られる日数が決まっている場合があります。例えばブラジルビザは、マルチプルビザで3年間有効です。しかし、一回の滞在で最大90日、1年間で最大180日しか居れない決まりになっています。

長期滞在を考えている場合は、最大滞在日数も注意した方がいいでしょう。

4-3.取得に時間がかかる場合がある

 ビザの取得には割と時間がかかるものです。必要書類がなかなかそろえられなくて申請自体に時間がかかったり、申請した後受理されるのに時間がかかることがあります。

ホームページなどで、ビザの申請受理にかかる日数を調べた方がいいです。すでに、ビザが必要な国に行く飛行機のチケットを持っている場合は、ビザの発行ができる期間内であれば、なるべく早めに申請しましょう。

4-4.ESTAでは入れない場合がある

 アメリカに入国する際に必要なESTAですが、人によってはESTAでは入国できない場合があります。その場合は、正式にアメリカの観光ビザを取得しなければいけません。

アメリカに行く前に、イラン、イラク、スーダン、シリア、ソマリア、リビア、イエメンに行ったことがある人は、ESTAでは入国できません。観光ビザを事前に取得しましょう。

5.実際にビザを取得してみた

 私の経験をもとに、実際にビザを取得した時の様子についてご紹介します。

5-1.ブラジルビザの取得

 2015年12月、パラグアイのエンカルナシオンという街のブラジル領事館で、ブラジルビザを取得しました。

まず領事館に行って、ブラジルビザを取得するのに必要な書類の確認を行いました。日本人がたくさん来るからなのか、日本語の案内がありました。

必要なのは

  • 申請書
  • パスポート(残存期間が6カ月以上、ページの余白2ページ以上)
  • 証明写真(カラー縦7cm✕横5cm~縦4.5cm✕横3.5cm背景は白)
  • 日本への出国チケット
  • クレジットカードか残高証明
  • 申請料16万2500グアラニー

で、ビザは、申請書を提出してから3時間後に受け取れるということでした。

私は申請書の作成をまだしていなかったので、領事館のパソコンを使って作成しました。

作成した後、スタッフに申請書と必要書類を提出しました。

このときに書類に不備がないかチェックされて大丈夫だったので「3時間後にビザを受け取りに来るね」と言ったところ、「午後は領事館の営業時間外だから今日はビザを渡せない」と言われました。

どうやら、領事館の営業時間は午前中だけとのことでした。このように国によっては営業時間が短い場合があり、当日受け取れると思っていたビザが受け取れないこともあるので、ビザの取得には余裕を持っておいた方がいいです。

5-2.エジプトビザの取得

 エジプトのビザはアライバルで取得することが出来ます。飛行機でエジプトのカイロ空港に到着し、入国審査の方に向かうと銀行のカウンターが並んでいます。そのカウンターでビザを買うことが出来ます。

ビザを買ってパスポートにビザを貼って入国審査を受けたら、入国できます。

5-3.ESTAの取得

 アメリカのESTAはウェブ上で申請できます。

ESTAホームページ

日本語対応しているので簡単です。「新規の申請」を選択すると「個人による申請」か「グループによる申請」か選べるので、一人旅の場合は「個人による申請」を、夫婦や家族との旅の場合は「グループによる申請」を選択しましょう。

その後は流れに沿ってパスポート情報や連絡先などを入力していきます。最後に1人14ドルの申請代をクレジットカードまたはペイパルで支払いをして終了です。

実際にアメリカへ入国する際には特別な証明書などはいりません。パスポートにすでにESTAの情報が登録されています。入国審査前に機械にパスポートを読み込ませると自動でESTAの番号が出てきて、その紙を持って審査員の元へ行くだけで入国できます。

6.まとめ

 ビザが必要な国、種類、取得方法について紹介しました。今回は基本的な部分を紹介しただけで、国によって申請の仕方の有効期限も、申請にかかる時間も様々です。また、ビザ情報は日々変わります。

せっかく行きたい国も、ビザが取れなかったから行けなかった・・・なんてことになったらとてももったないないです。それぞれの国の大使館や領事館のホームページを読んだり、情報収集を怠らないで、楽しい世界一周旅行にしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

2014年5月~2017年4月まで夫婦で3年間世界一周をしていた、あゆみです。好きな場所は南米。特技は旅行先での沈没。お酒をこよなく愛するバックパッカーです。 世界一周中のブログはこちらです!! http://trip-holic.com