僕も林ツイタチです!
そういえばこの前、セブで日本の曲が流れてたよ!
そうなんですか!セブにも邦楽が流れるんですね!ラジオですか?それともApple Musicのシャッフル再生とか・・・?
それが実は、パーティのカラオケなんです!日本の曲をフィリピン人が歌ってたんです!
というわけで突然ですが林ツイタチくん同士の掛け合いを見ていただきました。改めましてこんにちは、林ツイタチです。
セブでの暮らしはついに6ヶ月目。半年も滞在していると徐々にセブの文化や日常について詳しくなっていきます。 特にフィリピン人の音楽愛好文化に対しては羨ましく感じます。日夜どこにいても歌を歌ったり聴いたりしていて、街中にミュージシャンがいる雰囲気です。

冒頭に触れた通り、日本の曲=邦楽をフィリピン人がカラオケで歌っているという光景を今まで何度も見てきました。 フィリピン人が『笑ってもっとBaby〜(by いとしのエリー)』と歌っている姿を見ると「異文化交流」や「国境の垣根を超えた出会い」という言葉がギターを抱えて脳裏を駆け巡ります。
フィリピン人はカラオケ好き。もしフィリピン人と仲良くなりたい人はカラオケを通して交流を深めるといいのかも!
ということで、この記事では
フィリピンで有名な日本のポピュラーソング・5選!この曲が歌えれば留学先で人気者になれる!
というテーマでフィリピンで親しまれている邦楽を5つ紹介していきます!
目次
セブ留学はカラオケを通して異文化交流!

語学やプログラミングを学習する留学。勉学に励むのは当然ですが、異文化交流も留学の醍醐味です。
フィリピン人は、勤務中でも鼻歌を奏でるほど歌が好き。街のいたるところで人々の歌声がカラオケを通して流れてきます。
言語の壁が不安でなかなか自分からコミュニケーションを取れない・・・という方の中で「音楽が好き」ならば歌の力を使いましょう!歌を通すことで文化の垣根を超えてグッと距離が深まります。
フィリピンで有名な日本のポピュラーソング・5選【カラオケでおすすめ】

ここからはフィリピンで親しまれている邦楽を5曲紹介します。
サザンオールスターズ『いとしのエリー』
サザンオールスターズが1979年に発表したバラード『いとしのエリー』は、最もフィリピン人に親しみ深い邦楽です。
April Boysという2人組フィリピン人アーティストが『Honey My Love』というタイトルでカバーしています。歌詞は全てフィリピンの首都の母国語であるタガログ語です。
オルゴールなどで使われるシロフォンが印象的なアレンジに変えられています。歌詞の内容も大きく変わっている上に、いとしのエリーを象徴する決定的なあの名フレーズ「エリー,my love,so sweet.」のコーラス部分が「Honey, my love so sweet」という歌詞で歌われています。
タガログ語はフィリピンの首都マニラ中心に用いられている言語であるため、ビサヤ圏であるセブにはなじみのない楽曲なのでは?と思いきや、思わぬ場所で『いとしのエリー』を、しかも日本語で聞く機会がありました。
場所はセブ・マクタン島にあるギター工場『Alegre Gutar Factory』。マクタン島の名産であるウクレレやギターを生産しているこの工場内には作りたてのギターを直販しているお店があります。

その直販店のお店の店員さんに「何か1曲演奏して欲しい」とお願いすると『いとしのエリー』を日本語で生演奏してくださいました。
興奮気味に「なぜ知ってるの?「どうやって練習したの?」と聞くと「タガログ語でカバーされているからフィリピンでは有名な日本の曲なんだ。どうやって練習したかって?それはこれだよ」と言いながらスマホでYoutubeを見せてくれました。Youtubeすごい。
宇多田ヒカル『First Love』
『First Love』は宇多田ヒカルが1999年に発表した楽曲です。リリースから20年経った今でもカラオケの定番ソングとしてあらゆる年代の方々に親しまれている曲です。
フィリピン人女性シンガー・Jessa Zaragozaが英語でカバーしたことで、フィリピン全土で知られることになりました。
セブで暮らしていると『First Love』のイントロ部分を何度も聴く機会があります。それはセブのラジオ番組のジングルとして使われているためで、タクシーや有線放送を聴いていると「お、ヒカルの曲や」と勝手に宇多田家の親族のおっさんみたいな発言をしてしまいます。
もちろん、イントロ部分だけではなく楽曲全体も非常に有名です。ITパークの大規模露店「SUGBO MERCADO」でフィリピン人がカバーしていました。
影山ヒロノブ『Cha-La-Head-Cha-La』
日本アニメは今や世界各地で人気を博しており、セブもその例外に漏れず大人気。セブの大型ショッピングセンターであるアヤラモールでは、大人気アニメ『ドラゴンボール』の印象的なロゴが印刷されたTシャツが販売されているのを見かけました。
同アニメの主題歌『Cha-La-Head-Cha-La』もフィリピン人に親しまれている楽曲です。日本人が多く集まるレストラン『Blu Cat』で行われていた語学学校のバーティでは『Cha-La-Head-Cha-La』が何度も歌われていました。
小林明子『恋に落ちて-Fall in love-』
女性歌手・小林明子の代表作『恋に落ちて-fall in love-』は34年前の1985年にリリースされた楽曲。今もなお様々な歌手にカバーされ続ける国民的バラードです。
カバーは国内だけで留まらず、2012年暮れにリリースされたフィリピン人シンガー・Kimpoy Felicianoのデビューアルバムに収録されたことでフィリピン全土に知れ渡りました。
Kimpoy Felicianoはチャンネル数73万人越えのYoutuberとしてフィリピン全土で名を馳せています。
フィリピンでは『Una’t Huling Mamahalin』というタイトルで知れ渡っています。原曲にかなり近い形でアレンジされています。
長渕剛『乾杯』
1980年にリリースされた長渕剛の代表曲『乾杯』は、地元の友人の結婚の祝福のために書き下ろされた楽曲です。人生の大きな節目に置かれた方々に対する歌詞の内容から、結婚披露宴や卒業式などで歌われることが多いことで有名です。
この曲もタガログ語でカバーされたことでフィリピンへ知れ渡りました。上記の4曲と比べるとカラオケで歌われている頻度は少ないものの、覚えやすいメロディーであったり定番のコード進行が使われていたりすることから、初めて聴く人でも親しみやすい楽曲の一つです。
フィリピン人の知り合いから「ツイタチ、なにか1曲やってくれ」とお願いされた時に『乾杯』を演奏したところ「なんて素晴らしい曲なんだ!歌詞の意味がわからなくてもイイ曲だってことはわかるぜ!」と言ってもらいました。
セブでカラオケ!おすすめスポットはここだ!

セブで気軽にカラオケを楽しめるお店を紹介します。日本の曲も収録されている場所に限定しました。
『Blu cat』

セブ本島マンダウエ市のA.S.Foutuna st.(エーエスフォーチュナー・ストリート)に面した位置にあるレストラン『Blu cat』は日夜多くの日本人が集まるレストラン・バーです。
『小町』
こちらもセブ本島マンダウエ市のA.S.Foutuna st.(エーエスフォーチュナー・ストリート)に面した位置にあるナイトクラブ。
まとめ
カラオケ好きにはたまらない記事でしたね!
僕もカラオケはよく行きます!ここで紹介された5曲を完璧にマスターしてフィリピン人の音楽友達をたくさん作りたいです!
以上、フィリピンで有名な日本のポピュラーソング・5選!特集でした。
実は、フィリピン人にカバーされた邦楽はまだまだあります。次の機会にまとめて紹介します!
皆さんこんにちは!セカパカライターの林ツイタチです!