ワーホリを失敗しないためには?日本でできる英語の事前学習5つ

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セブにある旅人のための英会話スクールCROSS×ROADでライターをしているはなえです。

ワーホリに行くと決めたはいいけれど、いくつかある不安の1つがこちら。 「英語を話せない」ということ。

実は、ワーホリ経験者の80%以上の人が現地に行ってから英語ができなくて苦労した経験があるといわれています。私自身も、英語力が足りないことで悔しい思いをしたことがあります。そのような思いをしないために必要なのが、ワーホリ前の英語学習

この記事では、ワーホリ中に英語ができなくて困ると想定されるシーンを紹介しながら、それを回避するために日本でもできる勉強法を紹介します。

  • 仲間と英語を勉強して旅の準備をしよう!
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ワーホリ中に英語ができないとどうなるか

私が1年間オーストラリアに滞在して、英語が話せないと不利になると感じた場面は以下の通りです。

1.給料のよい仕事が見つからない

英語環境で働いた方が、給料も英語力も上がる

ワーホリで多くの人が憧れる英語で働く仕事。これらの仕事をするには、ある程度の英語力は必須です。あえてTOEICの点数で示すとすれば、650点くらいは必要だと言われています。

英語を話せないままワーホリに行くと、日本人でも雇ってくれる仕事につくしかありません。地元の人が働くようなバーやレストランであれば、休日にダブルペイ(時給が2倍になる)こともありますが、日本食レストランはそのような制度がないところも多く、店によっては最低賃金以下で働かざるを得ない場合もあります。

英語環境で働いてしっかりとお金を稼ぎたいと思えば、英語力は必須です。

2.外国人とスムーズにコミュニケーションが取れない

つたない英語だと、言いたいことを率直に伝えられないことがある

英語を話す人ばかりのパーティーや外国人ばかりが泊まっているバックパッカーズホテルに行くと、英語を話す機会がたくさんあります。しかし、そこで友達を作りたいと思っても、英語を話せなければ話の輪に入れず寂しい思いをすることがあります。

ワーホリであれば、出身国ごとにコミュニティーができていることが多いです。ヨーロピアンや南米人と仲良くなれれば、日本人が知らないファームの情報などを知ることができ、高収入につながる場合もあります。

また、緊急時など自分の思いをストレートに伝えたい時、スムーズに英語が話せなければ説得力に欠けることがあります。

3.得られる情報にかたよりが出る

日本語しか読めない場合、得られる情報が少なくなる

日本人がたくさんいるような場所には、日本語での情報誌やウェブサイトも充実しています。しかし、英語圏にあふれている情報は、圧倒的に英語で書かれているものが多いです。

英語で情報収集ができない場合、それができる人と比べて損をします。求人やシェアハウスの情報などをはじめ、イベント情報など英語を読めたほうが有益な情報を取り入れることができます。ツアーなどでは日本語より英語のツアーのほうが安く内容も充実しています。

 

2.日本でやっておいたほうがよい英語学習

日本にいるうちからぜひ挑戦してほしい英語学習について、5つの方法をまとめました。

1.中学生向けの文法書を復習する

中学英文法で英会話の基礎を固める

「英語を話すのに、正しい文法なんて使わなくていい」
「ボディーランゲージを使いながら、外国人と楽しい時間を過ごせればそれでいい」
そう思う方もいるでしょう。

友達同士の会話ならそれで大丈夫かもしれません。しかし、ワーホリでカナダ人のお客さんに向けてサービスする、オーストラリア人の同僚と働くなどのシチュエーションだと「楽しい」だけではなく、「正しい表現で」英語を使うことが必須となってきます。

正しい英語を話す土台となるのが、「英文法」。ちまたで売られている英文法書を見るとどれも分厚くてとっつきにくいものが多いですよね。私もそう思います。

しかし、英文法の大切なところだけを抜き取った薄めの参考書で、絵や図を使った解説が多いものであれば英語初心者の方でも楽しみながら英語を学習できると思います。そしてそれを何度も復習するのがよいです。

私がオススメする薄めの英文法書はこちらです。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

さらに詳しく文法を学びたいかたは、こちらの参考書を辞書がわりにするのもよいです。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)


私は2年以上使っていますが、わからないことがあれば今でも見返しています。

2.YouTube・映画・海外ドラマなどで使われているフレーズを覚える

自分の好きなことと結びつけて楽しく英語を学びたい人は、YouTube・映画・海外ドラマを。

初心者にオススメの映画活用法は、まず日本語字幕を見ながら見ること。そして内容をおおよそ理解できたら英語字幕にします。フレーズの全てを聞き取るのではなく、挨拶や知っている単語だけでも聞き取れたらオッケーという気軽な気持ちで同じ動画を何十回も見ると、次第に使われている英語表現が頭に入ってきます。

映画やドラマのいいところは、英語とそれが使われているシチュエーションを共に覚えられるということ。

英語のフレーズを覚えたら、登場人物になりきってそれを口に出してみましょう。そうすることで、映画のシーンと一緒に英語を覚えることができます。

海外ドラマの中でも有名なFriendという映画は、ニューヨークを舞台にした男女6人の日常を描いている英語ドラマで、英語学習者に人気となっています。

3.英語で日記をつける

毎日少しずつ英語に触れながら、日常生活で使う表現を学ぶ

英語で日記をつけることでのメリットは、「日常的に英語に触れられること」です。

英語は毎日勉強しないとすぐに忘れてしまいますが、日記を書くことで習慣化し知識が定着する助けになります。上で述べた中学英文法の学習で学んだことを自分の頭で理解して表現するのがこの日記を書くという作業。

日記を書きながら、日常生活でよく使う単語を英語でなんというか考えるのもよいです。例えば、Toothpaste=歯磨き粉、pharmacy=薬局 、Limited express train=特急列車など。

日本での英語学習ではこのような単語はあまり習わなかったと思います。しかし、海外生活をするとなると意外と使う頻度が高く「あれ、英語でなんていうんだっけ?」と思うことも少なくありません。

日記を書くときのコツは以下の通りです。

  • 1日1行でもよいから毎日続ける
  • 1日○分と時間を決めて書く
  • 例文集を丸写ししたり、例文の一部を自分のことばに変えたりして、できるだけ正しい英語を書くことを心がける。

やったことだけでなく、思ったことや感じたことも合わせて書くと表現の幅が広がるのでオススメです。

4.英会話スクールやオンライン英会話に挑戦する

英語の先生と話す機会を作り、正しい発音や英語らしい表現を身につける。

英語を学ぶといってイメージするのが、英会話教室に通うこと。

また、最近日本でできる英語学習として注目されているのが、オンライン英会話です。

英会話教室に行くと授業料が高額になることも少なくないですが、スカイプだと低コストでレッスンを受けられるだけでなく、時間の融通がきくのがメリット。

スカイプ英会話ができる会社は約100社あると言われており、中には講師の質が悪い会社があるという噂もあります。

そこでオススメなのが、DMM英会話。世界90カ国以上のレベルの高い講師と授業が受けられます。レッスン前に講師の英語レベルを動画でチェックでき、レッスン後の復習教材もあるため効率よく学習できます。

5.外国人が集まるイベントに参加する

日本にいる外国人と英語を話す機会をつくる

最後に紹介するのは、イベント参加。

外国人が集まるイベントは、各都道府県の国際交流のサイトや、外国人が集まるバーなどに情報があります。 外国人と実際に会話してみることで、まるで海外にいるような臨場感を味わえます。私の友人は日本のバーで出会った外国人にオーストラリア情報を教えてもらい、渡航してからかなり役立ったと話していました。

思いがけない出会いがあるかもしれない国際交流イベントはオススメです。 海外を飛び回りながらフリーランスとして活躍中のAbroaderさんのブログには、日本各地で海外の人と交流できる場所についての情報が書かれています。

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4.まとめ:日本でできる英語学習を終わらせてからワーホリへ

ワーホリはただの海外旅行とは違い、さまざまなシチュエーションに遭遇します。仕事探しや現地の情報収集、旅の最中など、英語が使えないと楽しさが半減してしまうこともありえます。

私も実際にワーホリに行ってみて、「もう少し上手く英語を話せたらな」と思ったのは一度だけではありませんでした。

ワーホリに行くだけでは英語はできるようになりません。日本でできる勉強はあらかじめしていったほうが、海外で有意義な時間を過ごすことができます。

海外は学んだ英語を「試す」場所。英語を「学ぶ」場所とだけ認識してはいけないと思います。

ワーホリで何かひとつでも自分の目標を成し遂げたいなら、日本にいるうちから英語を勉強し基礎的な力を身につけていくことを強くオススメします。

これからワーホリに挑戦する方へ

私たちはワーホリ準備コースを用意しているセブの英会話スクールCROSS×ROADです。

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ABOUTこの記事をかいた人

hana

27歳で看護師を辞め、2015年から海外へ。フィジー留学、オーストラリアワーホリ、セブ留学を終え一旦日本に帰国。その後、ライターを目指し再びセブへ。 オーストラリアでの経験を交え、ワーホリについてのノウハウを語ります。 趣味は旅行と音楽。