こんにちは!
セカパカライターの盛尾です。
セブ留学は話せるようになるために効果のある留学だと言われています。
しかし、
「セブ留学に行くだけで本当に話せるようになるの?」
「セブ留学でどれくらい話せるようになるの?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで、実際にセブ留学を2ヶ月間経験した私がどれくらい話せるようになったのか、実体験を用いてご紹介したいと思います。
目次
【留学前の話】セブ留学に行く前の私の英語力
TOEICで言うと筆記は500点ぐらい。会話は自信なかった。
留学前の私の英語力は、筆記ではTOEIC500点くらいでスピーキング、リスニングは全然できませんでした。
聞くことも話すこともできなかったので、セブの空港に最初に着いた時、タクシーに行先を伝えることもできないくらいでした。最終的に、ケータイの地図を見せて学校まで連れて行ってもらいました(笑)。
俗にいう大学入学レベルの知識はあるものの全く話せない典型的な日本人です。
セブ留学で目指していた私のゴール
私が置いていたセブ留学におけるゴールはこんな感じです。
-
スピーキング力を会話ではなく議論できるレベルにしたい
-
国籍の違う友人とサシ飲みに行って深い話がしたい
- TOEICを最低でも600点以上に上げたい
世界に行った人に話を聞くとたいていの人は英語が話せなくても生活もできるし、友人もできる、と言います。
確かに英語ができなくてもコミュニケーション能力を磨けばなんとでもなりそうですよね。
だからこそ、ミュニケーション能力があるだけではどうにもならない議論が英語でできるようになりたいと考えていました。
その上で、どんなことができれば自分が満足するのかをベースに、上記のようなゴール設定をしました。
【留学中】セブ留学で会話力を身に着けるためにやったこと4つ
1. 留学前の英語の事前学習
もしセブ留学中に話せるようになりたいなら事前学習はオススメです。
なぜなら、マンツーマンレッスンで話すことが中心のセブ留学で、日本でもできる文法や英単語の勉強をするのはお金の無駄になりかねないからです。
なので私は基本的な文法や英単語は日本でインプットしておき、セブ留学中はインプットしたものをアウトプットする場としていました。
セブ留学の効果を最大化させるために日本でできる勉強はなるべくしておきましょう。
2. カランメゾットの受講
英語を話せるようになるために効果的と言われているカランメゾットを受講するため、私はQQ Englishという語学学校に通っていました。
私は標準数の1日2コマ受講していましたが、他の授業も受講していたため100%カランメゾットだけのおかげで上達したとは言えないかもしれません。
中には、1日6コマカランメゾットを受講している友人もいました(笑)。
通常の4倍速で英語が習得できると言われている学習法で、特に日本人が苦手な話す力を鍛えることに効果的です。脳に「英語を聞く・話す」という日本語を介在させない英語脳を作り出すカリキュラムです。英語の本場イギリスで開発され、世界的に有名な英語教授法として35カ国以上、100万人以上の英語学習者を成功に導きだしたという実績があります。
3. ひたすら話すための会話
私は、同じ話題を違う人と何度も話していました。
よく「話せるようになるためには、ひたすら話すしかない」と耳にしますが、「ひたすら話す話題を見つけるのに骨が折れる!」と困ったことはありませんか?
また、1つのテーマでさえも完璧に話せるわけでもありません。
そこで最初の先生と考えてきたテーマで話し、次の先生とは同じテーマで「もっとこんな風に話せれば良かった」という反省点を生かして会話をします。
そうすることで、いちいち会話のテーマを探す必要もなく、会話の表現をすぐに改善していけるので一石二鳥です!
私が実際に話した会話テーマの例を紹介!
- セブでの選挙制度の仕組み(私の留学中にちょうど選挙日があったので…)
-
セブと日本の成人式の違い
-
お互いの学生時代のの専門分野や仕事内容について
会話テーマの作り方のコツとして、セブ留学中の時事ネタ(祝日やお祭りや選挙があればそのことについて)、日本とセブの文化の違い、自分自身のことという風に考えると思い浮かびやすいです。
4. その日の授業の復習
授業中に出てきた知らない表現や単語などはその日のうちに復習するようにしていました。
そして覚えた英語を次の日の会話に織り交ぜて使うよう意識していました。
ボキャブラリーを増やすためには、新しく知った単語を使っていくことでしか身につかないからです。
あくまで勉強なのでこういった地味でコツコツした努力が一番大切なのかもしれません。
セブ留学中に注意してやらないようにした勉強法とマインドについて
苦痛な丸暗記の勉強はしない
私は例文の丸暗記の勉強は全然していませんでした。
私の目標から遠ざかると考えていたことと、個人的に例文丸暗記の勉強が苦痛でたまらなかったからです(笑)。
英語を流暢に話す人の中には、丸暗記した例文の単語を入れ替えて話しているという人もいました。
ただ私は英語の文法を意識して話すのではなく、英語を紡ぎだしたかったので英単語に対するイメージ付けをし、ネイティブスピーカーはどうやって話すのかを意識していました。
「I don’t know」と言わない
「I don’t know」はいつでも使える魔法のような便利ワードですが、使うことは全くオススメできません。
グループクラスの時に言いたいことはあるのに、英語での言い方が分からないから「I don’t know」と言ってその場から逃げる人をたくさん見ました。
英語で表現しようとしなければいつまで経っても話せるようにはなりません。
本当に分からない時でも、「I think~」など自分の言いたいことを相手に伝えようとチャレンジすることが大切です。
その日の日常会話で知らないと思った英単語を覚え、自分なりの英文を作って話すようにしていました。もし使い方等に不安がある場合は、気兼ねなく先生に尋ねてみるようにしましょう。
【留学後】2カ月間のセブ留学を終えた成果と感想
総評
2カ月のセブ留学で話す力はものすごくついたと思います。
語学学校の先生、友達やタクシーの運転手さんとも大きなストレスなく言いたいことを言えて、聞けて、おしゃべりできるくらいです。
事前にやりたいと思っていたゴールに関しては以下のような感じで達成できたりできなかったりでした(笑)。
どれくらい話せるようになったのか
スピーキング力を会話ではなく議論できるレベルにしたい
定量化できないのであくまで主観的ではありますが、自分的には達成できたかと思っています。
先生と1つのテーマで長時間話し合えたからです。
フィリピンの政治、自分たちの将来について、大学生活について等々「私はこう思う!」という自分の意見や日本のことを伝え、反対に先生の話を聞いて、また返答するということができるようになっていました。
単にコミュニケーション能力だけではなく、英語力がないと伝えられないような議論ができるようになったのかなと思います。
国籍の違う友人をサシ飲み行って深い話がしたい
こちらは1カ月目くらいで達成できました!
お酒が入ると話しやすくなるとはいえ、2人で英語で話続けることに不安があったのですが、仲良くなった韓国人の女の子と気づけば3時間以上おしゃべりしていました。
TOEICを最低でも600点以上に上げたい
こちらは残念ながらセブ留学2カ月の期間内に達成することはできず、50点くらいしか上げることができませんでした。
TOEICに必要な勉強をあまりしていなかったので当然といえば当然かもしれません。(セブ滞在中の半年後に無事700点以上獲得できました!)
まとめ
私はセブ留学でこれくらい英語が話せるようになりました!
ただ私が紹介した勉強法は誰にでも正解ではありませんし、全員が話せるようになるわけではありません。
自分次第でどこまでも上達させることができるので、セブ留学で英語を話せるようになるための一例としてぜひ参考にしてみてください。
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