こんにちは無知な人、いま世界一周したいって言った?
言いましたよ。世界一周がしたいって言いました。2回言ったので2回世界一周したいです。
世界一周したことがない人が2周目を考えてるパターンは前代未聞だよ。そんな君にはセブからのスタートをおすすめするよ。まずはパワプロの電源を切ろう。
セブからですか?それはなぜ?
世界中の皆さんこんにちは、林ツイタチ@uzukumaru_netです。言葉と写真を使って世界の魅力を伝える仕事をしています。
セブに6ヶ月滞在していると「このセブから世界一周を始めようと思うんです!」という方や「世界一周したことあるんです、フィリピンがスタートでした!」という方と頻繁に出会いました。
そして「ふむふむ…世界一周はセブからか。でもなぜセブなんだろう?」と思いながらセブで暮らしていると、3つの理由が見えてきたのです!
大きく分けると以下の項目です。
- 英語力
- 日本脳のリセット
- 世界一周経験者とのふれあい
この記事では、この3つの項目を中心に解説していきます!
目次
そもそも世界一周の第1ヵ国目ってどこから始めるのがポピュラー?

世界一周のはじめ方は人それぞれです。アメリカから、カナダから、インドから、など100人の経験者がいれば100通りのルートがあります。
人によって様々なルートがありますが、大きく【東回り】と【西回り】の2通りに分けることができます。
東回り・西回りルートとは?
- 西回り・・・日本→アジア→中東・ヨーロッパ→アメリカ大陸
- 東回り・・・日本→アメリカ大陸→ヨーロッパ・アフリカ→アジア
この2通りが一般的だと言われています。それぞれメリットや特色があります。こちらの記事に詳しく解説していますので、ご興味がある方はGo!
→世界一周ルートの決め方ガイド|ルートを決める要素とタイミング15選
OK!世界一周には大きく分けて2ルートあることがわかったよ。けど、どうして1カ国目がセブだといいんだい?西回りをオススメしてるってこと?
どうしてだろうね。だいたいこの手の読み物は次の章に解説があるよね!
英語力を高めることができる!

世界一周の第1ヵ国目にセブをオススメする理由は『英語力』を高めることができるからです。
英語圏であるセブでしっかり英語を身につけ、かけがえのない世界一周旅にしましょう!
どうして英語が必要なの?

世界中で最も話者が多い言語は英語です。
英語が母国語である”母語話者”、フィリピンのように第二言語が英語である”第二言語話者”、そして日本人で英語を話すことができる”言語習得者”の全てを合わせた数字は約15億人。この数字は2位の中国語の約10億人を大きく突き放しています。
(引用元:https://www.statista.com/statistics/266808/the-most-spoken-languages-worldwide/)
その英語をマスター、または日常会話レベルで習得できると以下のような特典が!
- ホステルやドミトリーで困らない
- 航空機のチケットなど移動手段で困らない
- 英語が通じない国でもOne,Two,Three程度は伝わるため困らない
- 旅先で出会う外国人はほぼ英語を話すことができる
- 観光客向けのスポットはほぼ必ず英語の表記がある
などなど。特に、旅先で出会う外国人とのコミュニケーションで英語を使う機会があります。
EU(ヨーロッパ連合)の公用語は20ヶ国語以上ありますが、異国間のコミュニケーションで使われる言語は英語です。
ミャンマーで相乗りタクシーに乗った際、7人中6人がスイスやフランスといったEUの方々。しかし異国同士の会話では、全員が英語を使っていたことが印象的でした。
どうしてセブだと英語力を高めることができるの?
セブ島には100校以上の語学学校があります。学校によって、目的別に応じた様々なカリキュラムが用意されており、まさに語学学校にはうってつけのリゾートスポットです。
また、フィリピンの第二言語が英語であるため、多くのフィリピン人が英語を話すことができます。
レストランのやり取りやタクシー内での会話は基本的に英語。頻繁に英語を使う機会があるため語学力の向上が見込めます。
たくさん話せば、それだけ語学力が身につきます。英語を使う環境が整っているため、のんびりとセブで生活しているだけで旅行に困らないレベルの英語を習得できることでしょう。
日本の平和ボケから脳を再起動!防犯意識を高めよう

たとえば、カフェに入店しました。ある程度空席はあるものの、レジには長蛇の列が並んでいます。そんな時、このような2択が頭の中によぎると思います。
- そのままレジに並ぶ
- 空いている席にバッグなどを置き、キープする
さて、どちらを選ぶでしょうか。
アホな顔のツイタチくんはどちらを選びますか?
僕は3番の「出来るだけ大きな裏声を出す」ですかね。
カフェを貸し切るつもり?
さて、皆さんはいかがでしょうか。 2番の「空いている席にバッグなどを置き、キープする」を選んだあなた! 恐ろしいことに、バッグを紛失する可能性があります。またはバッグの中を探られ貴重品を盗まれることでしょう。
日本での暮らしが長い方は、外出時に貴重品や所持品を手放してしまう傾向が高いです。筆者も、日本滞在中はあらゆるものを使って席を確保しており、時にはポケットティッシュなども使いました。

日本は世界有数の安全大国といわれています。おそらくほとんどの方が「今日は犯罪に遭うだろうなあ」と思ってもいないことでしょう。
スリやぼったくりなどの軽犯罪の発生率は、世界的に見てかなり低い部類に入ります。
言い換えれば、世界の国々の犯罪発生率は日本より高い国がほとんどなのです。
一般的に日本人は裕福と見られているため、強盗・窃盗等の標的になる可能性は高いとのことです。
日本人の防犯意識が低いのはわかったけど、どうしてセブを勧めるの?
どうしてだろうね。だいたいこの手の読み物は次の章に解説があるよね!
セブの治安はいい方なの?悪い方なの?

東南アジアの中では、セブの治安は悪い方ではありません。
『Numbeo Safety Index 2019』の報告によると、東南アジアの19の観測地点においてセブは【Safety Index=安全である】という指標で10位にランクインしています。
【Safety Index】だけに視点を絞ると、セブの指標は50ポイントです。これは東京の80ポイントから大きく離れていますが、東南アジアの中では可もなく不可もないという数値です。
世界の国々は治安がいい国ばかりではありません。自分の身は自分で守る必要があり、軽犯罪を未然に防ぐ術を持っておかなければなりません。
「平和ボケを直そう」とまではいきませんが、防犯意識を改革するための第一歩としてセブをオススメします。
世界一周経験者の話を聞く機会が多い!

セブには世界一周経験者が多く集まっている印象を受けました。
語学学校『CROSS×ROAD』では「世界一周準備コース」が用意されているなど、セブは世界中を旅している方々が自然と集まりやすい場所です。
様々な体験談や情報交換ができるため、たくさんの情報を共有することができることでしょう。
でもよぉ、困難なことに出会って時に自分自身の頭で考えるから、旅って面白いんじゃないの?
世界一周を遂げた人の話のミソは「俺でも、私でもできるんだ!」と思わせてくれることにあるんだよ!きっと背中を押してもらえるはず!
まとめ
以上です!
- 英語力を身につけられる環境
- 防犯意識改革ができる場所
- 情報交換をしたり背中を押してくれる人々
この3つだけではありませんが、旅の初心者には魅力的な場所であるセブ! 世界一周の予定がある方の参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました!
あ〜世界一周したいな〜(パワプロをしながら)