セブにある旅人のための英会話スクールCROSS×ROADでライターをしているはなえです。
ワーホリをすることを決めると、「初めての海外生活」にどんどん期待が膨らみます。でも、初めて日本を長期間離れる人は、どこから準備すればよいかわかないことも多いです。
ワーホリまでの準備は、6ヶ月から1年くらいあるのが理想的といわれています。
この記事では、ワーホリを決めた人が日本を出国するまでにどのようなことを準備すればよいか10の項目に沿ってまとめました。
ビザ申請であらかじめ航空券や保険証券を提示する必要がある場合をのぞき、STEP1から順に始めれば準備が完了するようになっています。
目次
STEP1:渡航先を決めるための情報収集(12ヶ月前)
ワーホリで行きたい国と都市を選び、何をしたいか決める
まずは、どこの国に渡航するか考えましょう。2020年3月時点で日本人がワーホリできる国は24カ国あります。それぞれの国の特徴や経験できることを調べながら渡航先を選びます。
情報収集の方法としては次のようなものがあります。
- ネット上で、エージェントの情報や現地滞在中の方のブログを見る
- 各地で行われているワーホリセミナーに参加する
- ワーホリ経験者の話を聞く
STEP2:ワーホリ費用の準備
充実したワーホリ生活を送るには、100万円程度日本で準備しておいた方がよい
オーストラリアやカナダなどのメジャーな国で余裕をもってワーホリするのに必要な費用は約100万円と言われています。その他の国であればさらに費用がかかります。
現地で働いてお金を稼ぐことも可能ですが、仕事の選択肢が狭くなることもあり、お金を準備するのに越したことはありません。
日本にいるうちに貯金をしておきましょう。
以下のような仕事を日本で経験しておくと、ワーホリで海外に行ったときに役立ちます。
- リゾートバイトで英語を使いながら働く
- ゲストハウスで外国人のおもてなしをする
- カフェのウエイトレスやツアーガイドなど、ワーホリ中にやりたい仕事の経験を日本でしておく
ワーホリにかかる費用の詳細は下記の記事を参考にしてみてください。
STEP3:パスポート、ビザの手配(3〜6ヶ月前)
パスポートの期限を確認し、渡航予定の3ヶ月前にはビザを申請する
ビザの手配は、渡航先にもよりますが遅くとも3ヶ月前には準備しておいたほうが安心です。
ワーホリビザは、申請完了から渡航まで1年程度となっています(イギリスは2年)。パスポートの申請が終わり、ある程度渡航の時期が決まってから申請するのがよいです。 2017年12月現在の4カ国のビザ申請料は以下のとおりです。
申請料(現地通貨) | 日本円(概算) | |
オーストラリア | 485ドル | 約30,850円 |
カナダ | 253ドル | 約18,920円 |
ニュージーランド | 無料 | |
イギリス | 244ポンド | 約31,100円 |
※ニュージーランド国内でワーホリビザを申請する場合は245ドル。これとは別に健康診断代がかかります。
パスポートの取得や紛失時の対応については、以下の記事が分かりやすく解説してくれているので、海外へ渡航する前に一度読んでおくことをオススメします。
STEP4.学校、ホームステイ先の手配(3〜6ヶ月前)
ワーホリでの最初の滞在先は、日本でも現地でも決められる
学校やホームステイ先を手配するには、2つの方法があります。
日本であらかじめ決めておく
「初めての海外滞在で出発前に学校やホームステイ先を決めておきたい」という場合、3~6ヶ月前に選んでおくことが多いです。日本で学校やステイ先を決めておくことによって、現地に到着後すぐに新しい生活を始められるという安心感があります。
どうしても住むエリアや家を見てから決めたいという方は、Airbnbをうまく活用することで、数日から住むことができます。
Airbnbの上手な使い方は以下を参考にしてみてください。
ワーホリ先に到着後、自分で見て決める
学校はワーホリ先に着いてから決めることもできます(ホームステイの場合は、選べない場合が多いです)。自分の目で学校を見ることによって、それぞれの学校の雰囲気を知った上で選択できるため後悔することが少なくなります。生徒の国籍比率等は学校に訪れることで感じることができます。
ワーホリ先の学校の特徴はさまざまです。会話に重点を置いているところ、アクティビティが充実しているところ、また、大学付属の専門学校であればライティングやスピーキングに力を入れているところもあります。
自分でどのようなことを学習したいか考えて選ぶとよいでしょう。
STEP5.航空券の手配(3ヶ月前)
航空券は、早めに購入したほうが安くですむ
渡航先や学校・ホームステイ先を決める時期に航空券も取っておくと安心です。 航空券は時期が近づくにつれて高くなります。ちなみに、韓国などの国ではビザ申請の前に往復航空券を持っておくことが必要です。
航空券を取得するのに便利なウェブサイトはスカイスキャナーです。
STEP6.歯の治療(2ヶ月前)
ワーホリ中に歯医者に行かなくてすむようにしておく
海外に長期滞在する前に済ませておきたいのが歯の治療。海外旅行保険に歯の治療保障まで入れると保険料が跳ね上がるからです。虫歯の恐れがない方も、定期検診も兼ねて一度受診しておくことをオススメします。
海外の慣れない病院、英語での症状の説明、さらには日本と比べると高額な治療費であることが多い等と不安要素だらけです。そのため、歯の治療をするために一時帰国する方も少なくありません。
どれだけ気を付けていても不意に海外で病院にかかることはあるかもしれません。そんな時のためにも以下の記事を読んでおくと良いでしょう。
STEP7.海外旅行保険に加入(2ヶ月前)
日本の保険会社を利用する場合は、航空券を取得し次第保険の申し込みをする
ワーホリするのに必ず必要なものの1つが海外旅行保険の加入。1年間の海外生活では、誰でも事故や怪我にあう可能性があります。
海外旅行保険は日本から加入していく場合と、海外で加入する場合の2通りがあります。日本の保険会社を利用する場合は、渡航日が決まり航空券の予約がすんでから申し込みます。予算や保障の範囲によってご自身の希望にあったものを決めてみてください。
以下の記事ではオススメの3つの海外旅行保険について説明されています。
STEP8.日本円を海外で使うための準備(1ヶ月前)
日本で貯金したお金を持参するには、プリペイドや国際キャッシュカードが便利
海外で長期間生活するとなると、どのような形でお金を持って行くかが問題となります。
カードを作る場合、口座開設からカードの受け取りまでに2週間前後かかることが多いです。早めに作っておくことをオススメします。
現金やクレジットカードの他に、国際キャッシュカードなどを作っておくと万が一カードの盗難などにあった場合でも不安が少なくなります。
STEP9.持ち物の準備(1ヶ月前)
必ず必要なもの、日本でないと買えないものを優先的に準備する
渡航日が迫ってきたら、荷物の準備を行います。持って行きたい荷物は山ほどありますが、海外で手に入るものもあります。
以下の記事では、渡航に必ず必要なものから、あると便利なものまでリストアップしていますので、ご自身で必要なものを見極めて準備をしていきましょう。
STEP10.役所での手続き(直前〜2週間前)
出発まで2週間を切ったら、役所での手続きをする
役所での手続きは出発2週間前から可能です。
また、免許証の有効期限を確認し、海外渡航中に期限が切れる場合は、早めに免許更新をしておくとよいです。携帯電話の手続きをどうするかもあらかじめ考えておき、出発直前に契約解除または休止できるように準備しておきます。
「難しくて分からない」という方は以下の記事で詳しい手続きの仕方を参照してくださいね。
まとめ:ワーホリ準備は早めに、もれなくやっていこう
ワーホリまでに必要な準備は以下の通りです。
- 渡航先を決めるための情報収集(12ヶ月前)
- 費用の準備(12ヶ月前)
- パスポート、ビザの手配(3〜6ヶ月前)
- 学校、ホームステイ先の手配(3〜6ヶ月前)
- 航空券の手配(3ヶ月前)
- 歯の治療(2ヶ月前)
- 保険に加入(2ヶ月前)
- 日本円を海外で使うための準備(1ヶ月前)
- 持ち物の準備(1ヶ月前)
- 役所での手続き(直前〜2週間前)
ワーホリを決めてから出発するまでにやることはたくさんあります。しかし、1つひとつやっていけばそこまで面倒なものではありません。それぞれの過程をこなしながら、「長い間日本を離れるんだ」という実感が湧いて身が引き締まる思いがすることも何度もあります。
ぜひ、一生に数回という日本を離れる機会を、準備の段階から楽しんでくださいね。
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