旅中に紛失?名前変更?初申請から旅中まで使えるパスポートガイド

こんにちは、2年間世界を旅していたユウヤです!

突然ですが、世界一周や海外旅行で絶対不可欠なものってなんでしょうか?

それはお金と航空券、そしてパスポートですよね。これがなければ海外旅行は始まりません。しかし、お金があれば航空券は買えますし、人によっては旅中にお金を稼ぐ人もいます。しかしパスポートに代えはありません。

そんな命の次に大事と言えるパスポートについて、発行の手順から旅中のトラブルに応じた話まで掘り探って紹介していきます。

パスポートに関しての基本的な知識は知っておく必要があります。また、もし旅先でパスポートを失くしても、世界一周前に姓名が変わっても、この記事を読めばどう対処すればいいのか分かるでしょう。

ぜひ世界一周前の、世界一周中の参考にして下さい!

1.パスポートって何?

1-1.パスポートとは?

パスポート(passport )とは、政府またはそれに相当する公的機関が発行を行い、国外に渡航する人の国籍や身分を証明するものです。旅券(りょけん)とも言います。

簡単に言うと、全世界共通の身分証明書ですね。

パスポートには国籍、氏名、生年月日、性別等、旅券番号、発行年月日、有効期限、発行機関なども記されており、パスポートに印刷される証明写真は、所有者の身元を明らかにする重要な役割になります。
海外へ渡航する際に絶対必要になるものなので、世界一周中は命の次に大切なものと言っても過言ではないでしょう。

有効期限が5年間のものと10年間の2種類が存在します。

1-2.ビザとの違い

対してビザは、渡航先の各国大使館や領事館で発行されるものです。

渡航先の国が自国民以外の人に入国を許可するために発行する、いわゆる入国許可書となるもの。つまり発行元も異なれば、発行する目的も異なる証書ということです。

発行を申請する際にはパスポートが必要となり、パスポート上にスタンプとして押されたりステッカーを貼り付ける形で発行されます。
ビザには観光・商用・就労・留学など様々な用途の種類があるので、渡航される目的によって申請するビザの種類が変わります。

ビザについてまとめた記事があるのでそちらも合わせて参考にして下さい。

世界一周旅行者必見!ビザが必要な国と取得方法まとめ

2.パスポートが必要な時

次はそのパスポートが必要になる時ですが、以下の時が該当するでしょう。

  • 航空券の購入時
  • 国内外の出入国時(EU圏内の移動は必要なし)
  • 宿にチェックインする時
  • バスや列車のチケットを買う時
  • クレジットカードを使う時(IDカードの代わり)
  • 国によってはアルコールを買う時、ナイトクラブに入る時
  • レンタカーを借りる時
  • 街中で警察に提示を求められた時

などが挙げられます。

クレジットカードで支払う時の身分証明としてや、アルコール購入時、または街中を歩いている時に警察に身分証明として提示を求められる時もあります。思っている以上にパスポートを提示する機会がありますが、出入国時以外はパスポートのコピーで済む場合がほとんどなので常に携帯する必要はありません。
コピーまたはパスポート本体はどこに居てもすぐに出せる状態にしておくと良いでしょう。

3.取得方法と費用

次はパスポートの取得方法とその費用などについて説明します。

3-1.各都道府県の旅券(パスポート)センターで取得する

パスポートは、各都道府県の旅券(パスポート)センターで申請して取得します。

詳細は各都道府県の最寄りの申請窓口に問い合わせしましょう。

3-2.必要なもの

申請に必要なものは、

  • 一般旅券発給申請書(その場で取得可)
  • 戸籍謄本または抄本
  • 住民票の写し(役所で申請した際にもらうものはすでに写し)
  • パスポート用の写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)
  • 身分証明書(運転免許証などの顔写真付き)

が必要になります。

3-3.取得に要する時間

申請からパスポートの受け取りまでは、おおよそ1週間です。各都道府県や申請窓口によって日数は変わるので、申請先の必要日数をよく確認しておきましょう。

申請受理後、申請書類等に不備があり確認を要する場合は、受取までに更に日数がかかる場合がありますので、日程には余裕をもって申請したほうが良いでしょう。

3-4.費用

費用ですが、5年間用と10年間用で変わります。全国一律で

  •  5年用:11000円(紺色、28ページ)
  • 10年用:16000円(赤色、44ページ)

です。

また、それぞれ増補と言って余白ページを追加できますが、その費用が2500円(40ページ追加)になります。
パスポート1冊につき1回だけです。

4.注意点と補足

次に注意点と補足説明をします。

4-1.残存期間6カ月以下になると使えない

世界一周のような長期旅行者には要注意なんですが、多くの国はパスポートの有効期限に十分な期間(残存期間)がないと入れません。国よって必要な残存期間が違いますが、多くの国は6カ月以上を要します。

世界一周前には有効期限に余裕があると思っていても、旅終盤には残存期間が6カ月を切りそうなんて事があり得るので、自分の旅行期間と照らし合わせて確認しておきましょう。

4-2.名前のスペルに注意

新規発行時には名前のスペル(アルファベット表記)に注意しましょう。

人によっては名前のスペルが2種類書ける場合があります。例えば ”伊藤” の場合、「ITO」か、または「ITOU」と書くこともできます。
もちろんどちらでも構いませんが、例えば航空券購入時にパスポートの表記と一文字でも違って購入していると、チェックインさせてもらえません。

一度作ったらスペル間違いは要注意です。自分の名前のスペルが2通りある場合は新規発行時によく検討しておきましょう。

4-3.パスポートは増補できる

補足としてですが、上記でも少し触れましたがパスポートは「増補」と言って余白ページを追加することができます。

5年用、10年用共にスタンプの押せるページ数は決まっているので、世界一周のように何ヵ国も一度に訪れる場合は余白ページが足りなくなる恐れがあります。

増補は日本にいる時にしかできないので、スタンプを押す余白に不安のある人は新規発行時か追加で事前に申請して増補しておきましょう。

4-4.パスポートのコピーを持ち歩こう

上記でパスポートが必要な時を紹介しましたが、パスポート本体が必要になる時は出入国ぐらいであとはコピーで済む場合がほとんどです。

移動期間中は必然的に持ち歩くことになりますが、一旦宿にチェックインしている場合などであれば、盗難の恐れもあるので持ち歩くのはコピーにしておきましょう。
逆に言うと、コピーであれば気軽に持ち歩けるのでどこに行く時も持ち歩くようにしましょう。

4-5.結婚や離婚で性名が変わる場合

すでにパスポートを持っている場合に、結婚や離婚などで姓名が変わる場合には、パスポートの記載事項を変更しなければいけません。

この場合は「切替申請」と「記載事項変更申請」の2通りの方法があります。

4-5-1.切替申請

切替申請は、有効中のパスポートを失効させて新規作成することです。

更新ではないので、新規発行時と同様の手順を踏んで再発行します。費用も通常と同じです。

4-5-2.記載事項変更申請

記載事項変更申請は、変更のある姓名の記載だけを変えてそのまま継続して利用することです。

その場合の費用は6000円です。

残存期間が十分にあればこの方法でも良いと思いますが、あまり残っていないのあれば切替申請した方がお得になります。10年用パスポートの新規発行費用を考慮すると、有効期間があと4年以上残っている場合は、記載事項変更申請のほうがお得になります。4年未満の場合は、切替申請をしたほうがお得でしょう。

4-5-3.申請に必要なもの

申請に必要なものですが、「新規発行時と同じもの」+「有効中のパスポート」です。

5.旅先でパスポートを失くしたら

最後に世界一周中にパスポートを失くした場合の対処についてご紹介します。

5-1.「新規パスポート」or「渡航書」を発行してもらう

手順を以下に記載していきます。

ステップ➀
現地の警察署へ行きパスポートを紛失した証明書(ポリスレポート)を作成してもらう

大使館に行く前にまずは、最寄の警察署へ行き証明書を発行してもらいましょう。

ステップ➁
現地の日本大使館へ行き紛失届けを出す

紛失届を出すためには書類が必要になります。

  • 証明書(ポリスレポート)
  • 証明写真(縦45mm × 横35mm)
  • 免許証や保険証など本人確認、国籍確認できる書類

なので、証明写真はあらかじめ多めに持っておくべきでしょう。
また、本人確認書類としてベストなのはパスポートのコピーでしょう。パスポート番号等も分かれば手続きがスムーズに進むと思います。

ステップ➂
日本大使館で「新規パスポート」or「渡航書」を発行してもらう

基本的には、「新規パスポート」を発行もらうことになると思います。長期旅行者であれば継続してパスポートは必要でしょう。

短期旅行者、又は帰国を急ぐ方、帰国日が間近に迫っている方は、「渡航書」を申請しましょう。
渡航書とは一時的なパスポートの代用品です。

日本に確実に帰国する目的でパスポートに代わる渡航文書として機能します。まずは一度日本に帰って落ち着いたら改めてパスポートを発行しに行きます。

5-2.追加必要書類

紛失届を出す際に必要な書類とは別に、新規パスポート・渡航書ともに必要な書類があります。

5-2-1.新規パスポートの場合

  • 一般旅券発給申請書(大使館で取得)
  • 証明写真(縦45mm × 横35mm)
  • 戸籍謄本か戸籍抄本

が必要になります。

新規パスポートを現地で再発行する上で最大の関門は、「戸籍謄本か戸籍抄本を調達すること」ではないかと思います。パスポートの盗難にあったタイミングでこれら資料を持っている方はほとんどいないでしょう。

なので、日本にいるご家族や友人に頼み役所で書類を用意してもらい、滞在している国まで郵送してもらうか、FAXで送ってもらう必要があります。
この戸籍謄本・抄本は住民票を抜いていた場合でも発行してもらえます。

5-2-2.渡航書の場合

  • 渡航書発給申請書(大使館で取得)
  • 渡航書申請用の証明写真(パスポートと同じもの)
  • 搭乗者、搭乗日、便名が確認できる航空券
  • 手数料(各国大使館によって異なる)※在アメリカ合衆国日本大使館の場合21ドル
  • 戸籍謄本または戸籍抄本などの本人確認書類(※運転免許証などで代用可)

「帰国のための渡航書」は、申請の当日又は翌日以降(または帰国便出発日の前日もしくは前々日)に交付され、日本に帰国後その効力を失います。
失効した「帰国のための渡航書」は、新たにパスポートの発給申請をする際、日本のパスポートセンターに返却する必要があります。 

海外において、パスポートは命の次に大切なもの!もちろん無くさないように注意するのが前提ですが、無くしたとしても落ち着いて対処すれば問題ないでしょう。

6.まとめ

世界一周をすれば分かりますが、日本のパスポートがあればビザなしで入国できる国は多いです。海外に出ることで日本人の信用度は高いということを実感するのは間違いないでしょう。

世界最強のパスポートと言われるほどの信用があの一冊にはあります。

世界一周が初めての海外!という冒険者も中にはいますが、ぜひパスポートという新たな武器を手に入れて世界に羽ばたきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

2年間世界一周していました。累計訪問国は約50ヵ国。 個人ブログ「Tabilog+」を運営。国内外問わずヒッチハイクしまくってました。 現在、フィリピン・セブ島にある語学学校「クロスロード」でインターン留学中。夢は日本の英語教育を変えること。