セブにある旅人のための英会話スクールCROSS×ROADでライターをしているユウヤです。
みなさんは、海外旅行先や世界一周のルートはすでにお決まりでしょうか?
日本では全国各地で様々なお祭りが開催されますが、同様に魅力的なお祭りが世界各国でも行われます。
- 世界一周のルートがハッキリしなくて。楽しい事はしたいけど・・
- 世界のお祭りに興味があるけど、どんなお祭りがあるんだろうか
- 旅人たちはどこのお祭りに参加してるの?
と思う方たちの為に、特に世界一周者に人気のあるお祭りをまとめてみました。
実際に世界一周をしている間に、このお祭りは多くの旅人が参加していた・参加しようとしていた、と感じたお祭りがあったので、僕自身の体験談も含めてご紹介したいと思います。
世界一周のルートに迷う方や海外旅行先に悩む方の参考になれば幸いです。
目次
1.世界一周のルートにお祭りを組み込もう
世界一周のルートには、世界各地で行われる様々なお祭りを組み込んでみましょう。
- 旅がより面白くなる。観光より何十倍も楽しい
- 友達がたくさん出来る、一緒に参加した友達は一生モノ
- 世界一周のルート作りの目安になる
など、お祭りに参加するメリットは色々あるでしょう。
しかし、デメリットも存在します。
- お金が飛ぶ
(宿代の高騰、前後の日程も友達と過ごすことで節約しなくなるなど。) - お祭りの日程周辺は治安が悪くなる
- 計画が必要
(仲間集め、宿を事前に抑える、チケットをある程度事前に購入、情報収集など) - お祭りの内容によっては怪我する危険がある
などでしょう。
しかし、1年に1度しかないお祭りで、それに参加できるタイミングは一生にそんなにありません。お祭りに参加したい!という気持ちが少しでもあるのであれば、ぜひ参加しましょう!
また、旅のルートを決める要素やタイミングは、このようなお祭りやイベントが挙げられますが、その他に様々な要素があります。
別にまとめた記事があるので合わせて確認してみて下さい。
世界一周ルートの決め方ガイド|ルートを決める要素とタイミング15選
2.世界一周中に人気の世界のお祭り10選
エリアごと分けて紹介・おおよその時期も記載してあるので、ぜひ世界地図とスケジュール帳を片手に見て下さい!
2−1.アジア
①【インド】ホーリー祭り
ホーリー祭りは、春の訪れを祝う祭りとして知られています。
カラフルな色の粉や水を「Happy holi」と言って投げ合います。カースト制度があるインドですが、祭り当日は身分に関係なく誰にでも色粉を投げることができます。性別や年齢、身分、宗教など関係なく、たくさんの笑顔が街中に溢れる祭りです。
真っ白い服を着て行って、全身カラフルに染まって帰ってくるのが定番のようですね。
- 時期:3月(毎年3月の満月の日)
- 場所:インド各地、特に盛り上がるのは「マトゥラー」
②【タイ】ソンクラーン(水掛け祭り)
ソンクラーンは、タイの旧正月を祝うお祭りです。
国民全員が誰これ構わずに水をかけ合いますが、水鉄砲を準備して近くにいる人に水を掛けたり、普段オープンしているレストランなども閉まっており、店の前でバケツに水を貯え来る人来る人に水を掛けたりします。
なお、この水をかけるという行為自体は、敬意を払う行為とされているようです。
ぜひ、子供の頃に戻ったような気持ちで思いっきり水を掛け合いましょう!
- 時期:4月
- 場所:タイ全土、特にバンコク
③【タイ】コムローイ(ランタン祭り)
コムローイ祭りは、映画「塔の上のラプンツェル」のモデルとなったと言われるお祭りで、あの世界観が味わえる場所として近年注目を集めています。
願いが込められた無数のランタン(熱気球)が一斉に空に放たれる光景はまさに絶景。日本でも話題の絶景として評判で、自分もランタンを放とうとタイへ訪れる人が増えています。
一斉に夜空に舞い上がるたくさんのコムローイ(天燈)が織りなす幻想的すぎる空間は、忘れられない感動的なものになるでしょう。
仏教のお祭であるコムローイ祭りはランタンを空に放つことで、仏陀に感謝の気持ちを捧げるというもののようです。
- 時期:11月(毎年11月の満月)
- 場所:チェンマイ
2−2.北米
④【アメリカ】バーニングマン
砂漠に突如出現するブラックロック・シティという街を舞台に一週間に渡り繰り広げられる、音楽やアートの祭典です。
ここでは水や電気などのライフラインだけでなくお金まで存在しません。参加者は「NO SPECTATOR(傍観者であるな)」という合い言葉の元、参加者自らが参加してバーニングマンを作り上げます。
基本的にバーニングマンの中で何をしても良い。何をするのかと言うと、大きな会場に存在する誰かが作った作品(表現)を見て、コンテンツを楽しんで、音楽を聞いて、飲んで笑って、そして自分も何かを表現すること。大きな街を探索して楽しむ1週間、僕らは砂漠で生活をします。
最終日と最終日前日にテンプルと呼ばれる建物とバーニングマン会場にある「The Man」を燃やしてこのお祭りは終わりを迎えます。
参加殆どがこのThe Manとテンプルを囲んで燃えていく様子を眺めますが、燃えている時に感じる会場の一体感は、どこか神秘的にすら感じるでしょう。
- 時期:8月末〜9月頭(8月第4週の月曜日から9月第1週の月曜日まで)
- 場所:ネバタ州リノから150km離れたブラックロック砂漠
⑤【アメリカ】タイムズスクエアのカウントダウン
今年一年の締めくくりと新しい一年の始まりを祝うカウントダウン。ニューヨークのタイムズスクエアでは、世界中から100万人以上もの人たちが集まりカウントダウンをして新年を祝います。
早めに行かないと入場が規制されてしまい近くで見ることができないので、できれば早めに場所取りをしておきたいところです。ただし、イベント会場に公衆トイレや仮設トイレはありません。なのでオムツを履いて参加する人もいるようです。列から外れたら元の位置には戻れません。
列に並んだら、新年の象徴であるボールが落ちるのをただひたすら待ちます。世界一過酷と言われるニューヨークのカウントダウン。一生に一度は参加してみてはいかがでしょうか。
- 時期:12月31日
- 場所:ニューヨーク・タイムズスクエア
2−3.中南米
⑥【メキシコ】死者の祭り
毎年10/31~11/2の間には死者の魂が戻ってくると言い伝えられ、家族や友人が集まって亡くなった友人や家族に祈りをささげるため、死者の日と呼ばれるようになりました。11月1日が幼い子供の魂、11月2日は大人の魂が帰ってくるそうです。
多くの人々が墓地に訪れ、死者のお墓にオフレンダと呼ばれる祭壇を作り、オモチャやテキーラの瓶、メキシコ伝統のアトーレという飲み物など故人が好きだったものをお供えします。
元来メキシコでは祖先のガイコツを飾る習慣があり、その名残で死者の日は様々な場所でガイコツを見かけますが、人々も骸骨のフェイスペイントなど死者の仮装をして街を出歩きます。
死者を想いながらも、明るく陽気に祝うのが現代の死者の日の祝い方のようです。2003年に無形文化遺産に登録されました。
- 時期:11月1〜2日
- 場所:メキシコ全土、特にオアハカ
⑦【ブラジル】リオのカーニバル
世界最大のお祭りとして知られているリオのカーニバル。カーニバルと言えばブラジルのイメージを浮かべる人も多いことでしょう。
毎年100万人近い観光客が訪れ、一晩中続くパレードから街中で盛り上がるイベント。一生に一度は参加してみたいお祭りと言えます。
カーニバルのメインイベントは4日間にわたって開かれるパレードで、ちゃんと審査員もいてパレードを細かく採点します。優勝賞金はなんと日本円で約4億円という真剣勝負なのです。
地元民も観光客もカーニバル期間中はサンバのリズムに合わせて踊ったり、お酒を飲んでワイワイしたりと、街中は熱気に包まれます。
- 時期:2月
- 場所:リオ・デ・ジャネイロ
2−4.ヨーロッパ
⑧【スペイン】トマティーナ(トマト祭り)
トマティーナとは、毎年8月の最終水曜日に行われる収穫祭の事。しかし収穫祭と言いつつも、人口が1万人あまりの小さな街に約4万人もの人が世界中から集まり、参加者がお互いにトマトをぶつけ合うというクレイジーなお祭り。
狭い道路に大量のトマトをのせたトラックが何度も何度もやってきては、中からトマトを投げる、それを受け取った人が周りの人に投げ、ぶつけられた人がぶつかって落ちたトマトを投げる。住民の人たちも上からトマトを投げる。とにかく1時間トマトを投げ合います。
使用されるトマトの数は約100トンを超えると言われ、街は赤一色で埋め尽くされます。
お祭り後は、目やにが止まらなかったり体調を崩す人が続出。トマトを投げる際は一回潰してから投げるなど、安全面を考慮するようにしましょう。
- 時期:8月(毎年8月の最終水曜日)
- 場所:ブニョール
⑨【ドイツ】オクトーバーフェスト
日本でも開催されているオクトーバーフェストですが、ドイツ・ミュンヘンで行われるオクトーバーフェストが世界最大規模ビール祭り。
オクトーバーフェストのメインイベントと言えばもちろんビールを飲むこと!ここではマスと呼ばれる1リットル入るジョッキが提供されます。会場には大小様々なテントが現れますが、1つのテントでは1種類のメーカーのビールしか飲むことができないため、飲み比べしたいならテントのハシゴをする必要があります。
テント内では大抵真ん中にステージが設置されていて、バンドが場を盛り上げてくれます。ベンチとテーブルは知らない人たちと分けるので、すぐに色々な話題が飛び交い仲良くなれるでしょう。
- 時期:9月中旬〜10月頭
- 場所:ドイツ各地、規模がでかいのはミュンヘン
⑩【イタリア】ヴェネチアのカーニバル
イタリアのヴェネツィアで行われるヴェネチアカーニバルは、世界三大カーニバルの一つである仮面舞踏会です。約1000年以上もの歴史がある伝統的なお祭りで、街中は華やかな衣装と仮面を身に纏った人たちで埋め尽くされます。
カーニバルでコスチュームを身にまとったり、顔にペイントを施すのも楽しいですが、写真撮影で満喫するのも楽しみの一つ。仮想している人も喜んで被写体になってくれますので、うまくコミュニケーションしながら素敵な思い出を作りましょう!
レンタル衣装屋さんもあるので、衣装を借りてお祭りに参加してみるのもいいですね!
- 時期:2月
- 場所:ヴェネチア
2−5.さらにオススメ
年に1度の「お祭り」を紹介してきましたが、毎週開催される「パーティー」を最後に紹介させて下さい。
【スペイン】イビサ島の泡パーティ
スペインにある離島”イビサ島”はパーティーアイランドとも呼ばれ、島中の至る所にクラブが立ち並びパーティーピーポーが世界中から集まります。その中でも一番のイベントが「泡パーティー」。英語では「Foam Party」とも言われます。
夜通し踊り明かす泡パーティーは、深夜からスタートし朝方5時頃まで通常のクラブで、泡が放出されるのは朝6:00からです。特製の泡マシーンから泡が放出され、泡は尽きるまでノンストップでフロア全体が泡風呂状態となります。爆音の音楽と共に1時間以上降り続ける泡の波に、クラブ内はもうしっちゃかめっちゃかにされます。
身長が低い人にとっては、身の危険を感じるほどの大迫力のパーティーですが、本当に泡に埋もれて死にそうになるので、特に女性の方は真面目に気を付けて下さい。
毎週行われる泡パーティーですが、年に1度開催される他のお祭りと同等かそれ以上に楽しめるイベントなので、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 時期:毎週
- 場所:クラブ会場「Amnesia Ibiza」
3.まとめ
今回は、特に世界一周する人が立ち寄る人気のあるお祭りを紹介しました。旅にお祭りを組み合わせる事でより一層忘れられない思い出になるでしょう。参加する人も多いので、仮に一人で参加しても必ず仲良くなる人がいます。
世界中には変わったお祭りや、自分の想像を超えるお祭りがたくさん存在します。ここで紹介したお祭り以外にも、まだまだたくさんのお祭りが世界中には存在するので、旅中は世界のお祭りやイベントに参加してみてはいかがでしょうか?
これから世界一周をしたい旅人の方へ
私たちは世界一周準備コースを用意しているセブの英会話スクールCROSS×ROADです。
世界一周した4人が運営している学校で、記事を書いているインターン生も世界一周経験者です。(ワーホリとフィリピン留学の記事は違います。)
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