初めての不安を解消!出入国から市内移動まで使える旅の移動ガイド

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セブにある旅人のための英会話スクールCROSS×ROADでライターをしているユウヤです。

海外への旅行時に避けて通れないのが、出入国手続きから市内までの移動です。

難しいことではなく慣れれば当たり前のようになりますが、経験が少ないと手続きで戸惑うこともあるでしょう。

以下ではスムーズに出国から市内まで辿り着けるように、

  • 空路または陸路を利用した出入国の流れ
  • 空港から市内への移動
  • 市内の移動手段

について紹介していきます。これを読めば海外初心者の方でもなんとなくイメージが出来るようになるでしょう。

  • 仲間と英語を勉強して旅の準備をしよう!
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1.出入国の流れ:空路編

海外旅行に慣れていない人にとっては、飛行機の利用も不慣れでしょう。

まずは空路を利用した出入国の流れから紹介していきます。

1−1.出国での手続きとは?

空港に着いてまずすべき事は、「預け荷物と共にチェックイン」です。

2〜3時間前からチェックインが可能になるので、早めに済ませておきましょう。必要なものはパスポートと送られてきたメール(Eチケット)だけです。スマホを見せればOKなので印刷は必要ありません。

チェックインを済ませたら、次は「セキュリティチェック」です。チェックは空港によって甘かったり厳しかったりとまちまちですが、機内持込の手荷物検査とボディチェックが行われます。

最後にパスポートコントロール(passport control)で「出国スタンプ」をもらい、該当する出国ゲートで待つだけです。

1−2.気をつけるべき事

1−2−1.2時間前には空港に到着するように行動しよう

空港には余裕をもって到着するように行動しましょう。人が多くてチェックインに時間がかかったり、そもそも渋滞に巻き込まれて予想以上に空港に着くのが遅れる可能性も十分にあります。

また、国際便となると複数のターミナルが存在します。発着する場所は航空会社によって違ったりするので、間違ったターミナルに行ってしまうことがあります。

これらのことに遭遇しても、ある程度余裕を持った行動をしていれば、フライトを逃す事はないでしょう。

1−2−2.ビザ必要の有無を確認しておこう

多くの国をビザ無しで入国できる日本のパスポートですが、ビザが必要な国ももちろん存在します。ただ、ビザが必要だとしても空港でアライバルビザが取得可能な場合もあります。

その際は、出国時に、チェックインカウンターの係員の人もよく分かっていないことが多いので、日本人にはビザが必要ない事、または現地でアライバルビザが取得可能な事をしっかりと伝えましょう。

また、その他国にって条件がある事もあります。(例えばフィリピンの場合、フィリピンを出国するチケットが前もって必要)

出入国の条件を事前に調べておきましょう。

1−2−3.機内持ち込み不可なものとは?

  • 液体物は100mlまで
  • ペットボトルの飲み物
  • ハサミ、カッター、ライター

などが、持込不可ものでよく引っかかる荷物でしょう。何度も飛行機を利用していると、うっかり機内持込用のカバンに入れてしまう事があります。

荷物検査はチェックインカウンターで預け荷物を預けた後なので、チェックインする前によく確認しましょう。

持ち込み禁止荷物について – 成田国際空港

また、飲み水はどうしても必要になってくると思いますが、空のペットボトルは持ち込めるので、出国ゲート周辺に設置されている飲料可の水道を利用するのは一つのテクニックです。

1−2−4.機内持込の重さ制限確認

LCCの種類によって、機内持込手荷物の重量制限がまちまちだったりします。

基本的に「7kgまで」持込可ですが、それ以上の重さも無料だったりするので、フライトの内容をよく確認しておきましょう。

預け荷物を追加したい場合は、チケットを買う時か、事前にネットで追加しましょう。当日のチェックインカウンターでの追加は驚くほど高くなる事がほとんどなので要注意です。

LCC:ローコストキャリア(Low Cost Career)格安航空会社の略。1970年代にアメリカで生まれ、世界に広がっていった。徹底したコスト削減、サービスの簡略化や有料化などで、運賃の安さを売りに飛行機の移動を気軽に利用できる乗り物に変えていった。

1−3.空港での待ち時間で何をするか

空港での待ち時間はプライオリティパスを利用しよう

余裕をもって行動する為、空港での待ち時間はそれなりにあります。

そんな時に大活躍するのが、「プライオリティパス」です。これを使えば、持て余した空港での滞在を有効かつ贅沢に過ごすことができます。

世界中の空港にあるVIPラウンジが無料で使えて、飲食やシャワー、仮眠なども取る事ができます。

詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
世界中の空港VIPラウンジが全て無料!プライオリティパスの取得方法

また、プライオリティパスを使う機会がない場合でも、ほとんどの空港にはフリーWi-Fiが飛んでおり、時間制限がある事も多いんですが案外ネット環境には困りません。また充電可能スポットが存在したり、そもそも壁際にあるコンセントを使って充電を済ませる人もいるくらいです。

1−4.乗り継ぎ(トランジット)の基本情報

慣れていない人にとっては、乗り継ぎ(トランジット)も不安要素の一つでしょう。

乗り継ぎの便に無事乗れるのか、飛行機の発着が遅れた場合はどうなるのか、目的国に着くまでは不安が伴うものですが、

  • 同じ航空会社であれば、最低乗継時間が設定されているので、飛行機が遅れてしまっても振替便を用意してくれる
  • 別の航空会社になっていると補償を受けられないので、2〜3時間程度の多めの乗継時間を取っておく

ことが基本でしょう。

困ったら、搭乗券や最終的な目的地などをメモった情報を見せながら、カウンターの人などの聞きましょう。英語に自信のない人でも紙に必要な情報を書いて見せれば、係の人も慣れているのである程度は伝わるはずです。

1−5.入国審査と出入国カードの提出

入国審査では、機内で配布された「出入国カード」を提示します。この時に渡航目的などを質問されることもありますが、余計な事は言わずに「Sightseeing(観光)」など単語だけで返事をするのが無難です。

出入国カードで必要な英単語などをまとめた記事があるので、ぜひ参考にして下さい。上記で説明した乗り継ぎ時(トランジット)でよく見る英単語も合わせて紹介しています。

知らないと危険!?海外旅行先で必ず遭遇するシーン別英単語200選

この時、「出国カード」も一緒に返却されるので、帰国段階まできちんと保管しておきましょう。

1−6.荷物の受け取り

目的国に着いたら荷物の受取を待ちますが、同じバックパック・キャリーバッグの人がいる可能性もあるので、分かりやすい目印を付けておきましょう。

また、中身を漁られてもいいように貴重品は入れない方が好ましいです。後進国などでは空港に預けた荷物でさえ漁られる時があります。

1−7.現地通貨調達

その後は空港の到着ロビーに辿り着きますが、まずは現地通貨を調達する必要があります。

手段としては、「両替」か「ATM」がありますが、

  • 両替ならば、必要最低限(最初の1〜2日分のみ)にし、あとは街中で両替。
  • ATMならば、クレカのキャッシング機能を利用しておおよその滞在日数分まとめて用意します。滞在中足りなかったら両替で補充する。

方法がベターでしょう

おすすめはクレジットカードの利用ですが、詳しく説明した記事があるので合わせて確認しておきましょう。
海外でのカード利用まとめ|世界一周中のクレカの使い方とコツ

2.出入国の流れ:陸路編

次は陸路で国を越える場合です。

海に囲まれた島国で、陸路国境が存在しない日本にとって、自らの足で国をまたぐ行為に特別な想いを抱く人は多いでしょう。

2−1.国境を越える

国境を越えるのに最も簡単な方法は、直行の国際バスや列車を利用する手段でしょう。

バスで国境まで行き、出国側イミグレーションオフィスで出国手続き。再度バスに乗るかそのまま歩いて入国側イミグレーションオフィスに行き、入国カードなどの必要書類をもらいパスポートと一緒に提出。
バスに乗っているだけで流れるように国境を越えられるので簡単です。

個人で行く場合は、出入国のイミグレオフィスの場所が分かりづらいことが多々あるので、まずは探す所からです。

注意点として、出国税が掛かる場合もあるので必要の有無を事前に確認しておきましょう。お金をその分残しておく必要があります。ただ、USドルで払える場合もあります。

また、ビザの必要の有無を確認しておきましょう。アフリカなどは陸路で越える国が多く、かつビザも必要な事がほとんどです。
アライバルビザが取得可能か、もしくは事前に必要なのか、しっかりと情報を集めておきましょう。

2−2.時差に注意

無事入国できた後ですが、陸路で国境を越える為実感が湧かないかもしれませんが、時差が発生する事がほとんどです。

入国後、街までの移動はバスが多く、時間が決まっている場合は要注意です。中には30分単位で時間が変わる場合もあります。

2−3.新たに現地通貨調達

国境では両替商がたくさんいて両替を促してきますが、レートがかなり悪いのであまりオススメできません。

事前に前の国で、移動代や水代分を両替して現地通貨を調達しておくと国境で困らなくなります。

また、国境付近でのみ、出国した国の通貨が利用できる場合があるので、一度使えるか聞いてみるのもいいでしょう。USドルで代用できる事もあります。

また、付近にATMがあればそちらを利用しましょう。

2−4.タクシーの勧誘に注意

国境に滞在するタクシーは値段を吹っかけてくる事が多いので、極力利用しないようにしましょう。

現地国の人も同様に国境を超えます。地元民が使う公共交通機関があるはずなので聞いてみましょう。

事前にネットで確認して情報を集めておくのがベストです。

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3.空港から市内への移動手段と注意点

次は、空路で無事入国ができた後、空港から市内までの移動について記載していきます。

3−1.公共交通機関が必ず存在する

空港から市内までの移動は公共交通機関を利用しましょう。後進国含むほとんどの国では、空港から何かしらの交通機関が存在します。

バス、エアポートバス、地下鉄、電車など、現地の人も同じように利用して空港から市内に移動しているので、移動に悩む必要はないでしょう。

ただ、詳細は事前に調べておくと迷う事なくスムーズに移動できます。

3−2.タクシーでの移動は要注意

上記公共交通機関がなかったり、到着時刻が遅いため使えなかったりすると、タクシーという手段になります。

ただ、空港から利用するタクシーはメーターを使わず交渉制だったり、ボッタクリに合う可能性もあるので気をつけましょう。値段と内容は要確認です。

また、空港内にプリペイドタクシーのカウンターがあれば利用しましょう。前払い制でカウンターで事前にお金を払うので、タクシー内で金銭のやり取りは発生しません。

3−3.深夜着の場合は空港泊しよう

深夜に到着する場合は、公共交通機関はすでに稼働していなかったり、夜の街は治安が悪いこともあるので、まだその土地に慣れていないのであれば、空港内で朝まで過ごしましょう。

盗難の注意は必要ですが、空港内はかなり安全であり1泊分の節約にもなるので、空港泊する旅人は多いです。

4.市内移動の手段

最後に、市内に着いてからの移動を紹介していきます。

4−1.公共交通機関

空港からの移動と同じく、一番利用しやすいのが公共交通機関です。

街の発展具合で存在する交通機関は変わってきますが、地下鉄、ローカルバス、電車など、あれば必ず使いたい移動手段です。

路線図など行き方が分かりやすくて、値段もはっきりしていて安い、そしてある程度時間通りなので活用度は高いでしょう。

4−2.地元の足を利用

その国ならでは移動手段も存在します。

  • 東南アジアに多い「トゥクトゥク」
  • インドの「オートリキシャ」
  • フィリピンの「ジプニー」と「トライシクル」
  • バイクタクシーなどは多くの国でよく見かけます

ちょっとした距離で使えたり、日本にはない移動手段なので、一度は興味を惹かれる乗り物たちでしょう。

ただし、これらの手段は値段が交渉制の場合がほとんどなので、相場を知らないとボッタクリに遭いやすいので注意しましょう。
関連リンク:ぼったくられずに値引きしろ!海外で使えるパターン別値下げ交渉術

反面、公共交通機関と違って交渉次第ではチャーターもできるので、上手く活用できれば快適さは増すでしょう。

4−3.自分の力で移動

4−3−1.歩く

新しい街に着き、宿を見つけて荷物を降ろしたら、まずは自分の足で見て回ってみましょう。
にぎやかな市場を見つけたり、外国人だと珍しがられて声を掛けられローカルな人々と話したり、歩くことで人々の暮らしが見えてきます。

4−3−2.レンタルバイク、レンタルサイクル

レンタルバイクやレンタルサイクルを利用するのも有効でしょう。手頃な値段で借りられ、移動可能距離も増えるので歩いて回るより効率よく、かつ歩くのと同様に新しい発見もあります。

ただし、デポジットとしてパスポートが必要な場合や、バイクの場合は国際免許証が必要な場合もあります。

無免許でも貸してくれる事は多いんですが、事故ったり何かトラブった時にいろいろと面倒なので、免許証などの書類をちゃんと管理している場所で借りると良いです。

4−4.タクシーはシェアして利用しよう

市内観光だとしても、タクシーを利用せざるを得ない場合もあるので、もし宿にいる人と観光場所や目的地が被っていたらシェアして利用しましょう。

タクシーだと、メーターがを使ってくれたらいいんですが、そうでない場合は交渉は必ず事前に済ませておきましょう。

5.まとめ

海外に慣れていないと出国の時点から強い不安が伴うと思いますが、慣れれば本当になんてことない手続きばかりです。

旅に出る前に、出国から市内までの移動をイメージしておくとスムーズに移動できるでしょう。

不安に思うのではなく、新たな国へ足を踏み入れる一歩としてワクワクに感じることが旅を楽しむコツかもしれませんね。

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私たちは世界一周準備コースを用意しているセブの英会話スクールCROSS×ROADです。

世界一周した4人が運営している学校で、記事を書いているインターン生も世界一周経験者です。(ワーホリとフィリピン留学の記事は違います。)

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ABOUTこの記事をかいた人

2年間世界一周していました。累計訪問国は約50ヵ国。 個人ブログ「Tabilog+」を運営。国内外問わずヒッチハイクしまくってました。 現在、フィリピン・セブ島にある語学学校「クロスロード」でインターン留学中。夢は日本の英語教育を変えること。