フィリピン留学の評判まとめ|欧米留学と比べてみてわかった良し悪し

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こんにちは。

最近まで日本に一時帰国していた、セカパカライターのそうま(@Soh0806)です。

先日帰国の際に、日本の友人からとある質問を受けました。

友人
留学楽しかった?フィリピン留学しようか迷ってるんだけど実際どうなのよ?

この質問に対して、「楽しかった!」と胸を張って言うことはできましたが、その時具体的にどう良かったのかを上手く伝えることができませんでした。(やはり伝えるって難しい。)

今回はこのセカパカサイトを通じて、フィリピン留学の評判について、一般的に言われる客観的な視点と自分自身の経験と感想を交えたリアルな視点と一緒にまとめてみました。

フィリピン留学のメリットとデメリットについても考察したので、良かったら参考にしてください。

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1.フィリピン留学のコスパー欧米留学と比較ー

欧米留学と比べると圧倒的に安い

やはり英語留学と言われると、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなど欧米諸国の国々を思い浮かべると思います。
アメリカでの英語留学、果たしてどのくらいの金額がするか皆さんご存知でしょうか?フィリピン留学の金額と比較して、生活費込みで3ヶ月間の金額で算出してみました。

  • アメリカ留学3ヶ月間・・・約100万〜150万
  • フィリピン留学3ヶ月間・・・約50万〜80万

金額の差は、全体で約2倍も違います。この金額の違いの理由としては、やはり物価の違いからです。フィリピンでは人件費を圧倒的に安く抑えることができるため、このような低価格で英語留学を提供することができるのです。

マンツーマンの授業をたくさん受けられる

授業スタイルについてアメリカ留学と比較してみると、アメリカを含む欧米留学ではグループ授業が主なスタイルでマンツーマン授業はほぼ無しです。しかもそのグループの人数も10人以上が平均ですので、英語を話す機会が圧倒的に少なくなります。英語をこれから本格的に勉強を始める人が、10人以上の他の生徒さんの前で積極的に英語で話すのは中々の至難の技です。

これに対して、フィリピン留学は1日4時間〜8時間マンツーマン授業を受けることができます。「1人の先生が、1人の生徒のために英語で授業をしてくれる」これは考えただけでも、この上ない贅沢な授業スタイルではないでしょうか?英語の分からない所や、上達する方法について親身になって教えてくれるマンツーマン授業は、英語初心者に一番最適なスタイルです。

日本からフィリピンは近く航空券が取りやすい

日本(東京)〜アメリカ・フィリピンの航空券の費用と、所要時間についてまとめました。

国名/都市名 金額(往復) 所要時間
フィリピン / セブ 50,000円 約5時間
アメリカ / NY 190,000円 約13時間

航空券の金額はなんと約4倍近くも違い、所要時間も半分以下の時間でいけるのはかなり魅力的です。留学とはいえ海外ですので緊急時には何かと近い方が便利で安心です。 ちなみにフィリピンと日本の時差は1時間で済みますので、入国直後の時差による体調不良も防ぐことができます。

フィリピンの生活コストは安く抑えられる

フィリピンの生活コストは日本の約3分の1の価格で抑えられます。

食費についてはフィリピンローカルの食堂を使えば1食200円以内で美味しく食べられますし、留学先の学校では朝・昼・晩3食提供されるところがほとんどです。

一方アメリカでは、ホームステイ方式が多く昼食は自分たちで用意しその他の生活コストについても日本と同等もしくは高い場合がほとんどなので、学校外でのかかる金額は重くのしかかってしまいます。これは中々ツライですね。 

 

以上の点を考えると、フィリピンではコストパフォーマンスの高い英語留学をすることができるということがわかります。

それでは次に、その授業の質はどうなのか?英語学習の効果はあったのか?具体的にフィリピン留学の良かった評判と悪かった評判について触れていきます。

2.フィリピン留学の良かった評判

フィリピン人の先生はホスピタリティに溢れている

マンツーマン授業が主なスタイルのフィリピン留学。忘れもしません、最初の授業のドキドキした気持ち。

「どんな先生だろー。」「緊張するなー。」

こんな思いで開けた教室の扉・・・。開けるとそこには笑顔いっぱいのフィリピン人の先生が。

「Hello, I’m 先生の名前.  Nice to meet you〜!!」

緊張が一瞬で消え去りました。1対1の授業だからこそ、先生のフレンドリーさはすごく大切です。フィリピン人は彼らのアイデンディティ(その人を表すもの)をホスピタリティのある人(おもてなしの気持ち)としてよく表現されます。

そんなフィリピン人の先生だからこそ、1対1の授業でも緊張せずに英語で長時間会話をすることができるのです。

失敗しても大丈夫!英語で話す自信がつく

フィリピン人の先生は、授業中に私たち生徒が英語で少しでも難しい文章で表現すると

「Very Good!!」「You are Awesome」(よくやった。すごい!)

と身振りと顔の表情を使って全力で褒めてくれます。これがすごく気持ちよく、英語を話す自信をつけさせてくれます。

こうやって授業の回数をこなしていくとフィリピン人の先生たちと自然と仲良くなれるので、次第に『間違っても大丈夫。笑って褒めてくれる。』という変な安心感に包まれて躊躇することなく英語を話すことができます。

これは私自身の経験ですが、英会話スキルを向上させるには嘘でもいいので自分は英語が話せると思い込ませることです。これをリードしていくのがマンツーマン授業を上手に展開していくフィリピン人の先生たちのスキルです。彼らは生徒との関係性を大切にしながら英語を楽しく教えてくれます。

 

初心者でも実際的な英会話スキルが習得できる

教材は学校によりますが、たいていの場合、実際的なシチュエーション別に英会話フレーズを学ぶことができます。

例えば、空港のチェックイン、レストランでオーダーする時、病院での問診の応対などの日常的な内容から、ビジネスシーンでの自己紹介と会話の広げ方、企業相手のプレゼンなど、個人のニーズに合わせた特別な内容まで様々な英会話レッスンを受けることができます。

また月に1〜2度の頻度で個人単位で行われる英語のプレゼン・スピーチでは、特定のテーマに沿って英語で話す機会があります。そのような大勢の前で英語を話す機会はかなり貴重で、1つ1つ話した英文は努力した分脳裏に焼き付かれるので、なかなか忘れることはありません。

こうやってフィリピン留学を終えたほとんどの生徒さんは、日常会話レベルの英会話はできるようになります。

先生たちの手厚いサポートで目標を達成できる

留学期間にどれだけの英語力を身に付けたいか自分の目標を設定することは、とても大切です。

それは、日常会話レベルで話せるようになりたい、ビジネスシーンでの英語力を身に付けたいといった目安になるものから、TOIECやIELTSなど試験の目標点数を達成するといった目に見える具体的なものまで、目標は個々で違います。

留学を最大限生かすべく、学校内のフィリピン人の先生や日本人マネージャーの方に今の自分の学習状況や悩みなど相談するなら、必ず学校側はそれらを考慮し達成したい目標に到達できるようにサポートしてくれるでしょう。

学校によっては、あらかじめフィリピン人もしくは日本人のマネージャーによる定期的なカウンセリングが設けられ、先生と生徒が二人三脚で成長していけるような体制がしっかり造られているところもあります。

 

次は、悪かった評判・ここはちょっと….な点について触れていきます。(あまりがっかりしないでくださいね。)

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3.フィリピン留学の悪かった評判

授業のクオリティはフィリピン人の先生次第?

「テキストはそんなに授業で扱わなかった」「毎回同じ質問ばっかでうんざり」「先生なのに英語の発音むちゃくちゃ」

これは実際に友人が言っていた声です。私自身も同意する点がちらほらとあります・・・。

結論から言うと、授業は確かに先生次第です。

テキストを上手に使う先生と一方で全然使わない先生、生徒の話を聞かずに一方的に話しまくる先生。など色々一言申し上げたい先生は少なからずいました。特にフィリピン英語という名称もあるぐらい発音が独特な先生が稀にいます。その先生の授業はだいたい分からないことが多いです。

カリキュラムは学校の方針次第?

マンツーマン授業で沢山英語を話す機会がある=英語力の上達に繋がる訳ではない

それぞれの留学期間に応じて到達すべき地点が明確になっている学校は、1時間の英語の授業の濃密度が違います。やっぱり先生たちにもリードしていく学校側の方針が必要です。

私の場合、毎回の英語の授業はその都度先生と生徒と行われる会話によって変わる、与えられた教材にただ従ってやっていくというもので、個人の学習レベルで系統だって授業が展開していくことはほぼありませんでした。

英語を上達させたい気持ちが強い人は、直接先生や学校側に積極的に早いうちから近づいて相談していくことが大切です。

フィリピン人の先生は短期契約?

これも結構あるあるですが、フィリピン人の先生はやたら入れ替わりが激しいです。

留学期間中に仲良くなった先生とのお別れに遭遇する機会はそう珍しくありません。私の場合、6ヶ月間の間で10人以上の先生の退職を目にしてきました。(かなり多い方かと思います)

理由としては、フィリピン人の英語の先生の給与はそんなに高くない、学校側が先生たちを上手くケアできていない、フィリピン人の移り変わりやすい性格によるものが挙げられます。

学校の方針がしっかりしてる、先生同士が仲が良い、上司(オーナー)と先生達が意思疎通を取れている学校であれば、こういうことも少ないのでは?と感じます。

脱落者多い?スパルタ学校の現実

スパルタ学校の特徴はこんなところです。

  • 早朝から晩まで勉強。授業と自習でいっぱい
  • ほぼ毎日に近い頻度で小テスト、定期的な模擬テスト
  • 門限がかなり早いため外にほぼ出歩けない
  • テストの点数が悪いと罰金
  • 校則を破る、一定のエラーに達すると退学

考えただけで息が詰まります…。(笑)もちろんこれはスパルタ学校を否定する訳ではありません。

スパルタ学校に留学を考えてる人たちは、どこまで学校のスパルタさを理解しているか、そして自分自身がそれに応える心構えができているかが大切になってきます。いざスパルタ留学が始まると、自分自身ついていけず外の甘い誘惑に負けてしまい、本来の英語学習を果たせなくなった生徒さんは少なくありません。

途中で脱落したら本当にお金がもったいないので、スパルタ学校に行く人たちはしっかりした決意で、生半可な思いで行かないようにしてくださいね。

4.フィリピン留学評判のまとめ

①コストパフォーマンスが非常に良い

冒頭で述べた点ですが、フィリピン留学は欧米留学と比べると圧倒的に安い!約2倍違う留学コスト、生活費・航空費においてはそれ以上の金額が変わります。欧米留学は1時間あたり2400円する授業料に対して、フィリピン留学は750円。このコスパはかなりの魅力です!

②初心者から短期集中で英語力アップにつなげられる

フィリピン人の先生はホスピタリティに溢れていてフレンドリーで自然と仲良くなれます。そして持ち上げ上手で褒め上手なフィリピン人は、私たちに英語を話す自信と楽しさを教えてくれます。このようなフィリピン人とマンツーマン授業をたくさん受けられるので、初心者から始めても英語力は格段にアップするでしょう!

③英語学校の方針によってカリキュラムが変わる

安くマンツーマン授業を受けられるから安心して英語力がアップすると思ったら大間違い!

学校の授業は1日何時間?何コマがマンツーマン?英語の先生はどういう基準で採用されてる?学校の門限は?学校は学習サポートをどのようにしてくれる?など、学校全体の方針とカリキュラムをしっかり理解しておきましょう!知ってから行くのと知らずに行くのとでは、かなり変わってくるので注意が必要です。

④留学期間の具体的な目標をしっかり持っておく

「そもそもなんで自分自身が留学をしたいのか?どんな目標を達成したいのか?」あらかじめ自分の留学への期待を明確にしておきましょう!

フィリピンは安いとはいえ、せっかく高いお金を払った留学です。学校をフルに活用して意味ある留学期間にし、自分の思い定めた目標を達成することは今後のキャリアに大きく関わってきます。 

 

以上、フィリピン留学の評判についてレポートさせていただきました。

いかがだったでしょうか?

今後はフィリピンにどんな学校があるのか記事にしていきます。乞うご期待です!

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ABOUTこの記事をかいた人

そうま

フィリピン・セブ島拠点のWebライター・ブロガー・筆文字アーティスト。27歳で会社を退職し、単身セブにて英語・IT留学アクトハウスへ。ブログサイト名、Sohmac(そーまっく)運営。セブを拠点にしたフリーランスという、20代後半で新しい生き方に挑戦し続けるリアルな心情をブログで発信しています。