セブにある旅人のための英会話スクールCROSS×ROADでライターをしているユウヤです。
世界一周と言えば、世界中の色々な国と地域を訪れてぐるっと地球を一周するというイメージを持っているため、すごく時間が掛かると思う方も多いのではないでしょうか？
今回は「世界一周ってどれくらいの期間で行けるものなの？」そう疑問に思う方の為に、タイプ別に掛かる世界一周の旅の期間をご紹介します。
さて、世界一周をする場合どれくらいの日数が必要なのでしょうか？
また、実際に世界一周した経験者たちの情報を元に、地域別の1日平均予算を紹介した記事もあるので、世界一周の費用が気になるという方は合わせてご確認下さい！
１年間と地域別費用の相場｜世界一周経験者達に聞いた実際の金額は？
目次
１．世界一周の期間は人それぞれ
世界一周と一言で言っても人によって期間は大きく異なります。
日本出国の航空券だけ買って一切の予定も期間も決めずに出発する人もいれば、世界一周航空券を購入して大方のルートと日程を事前に決める人もいます。
また世界一周中は「沈没」する人も多く、予定より想像以上に期間が長くなる場合もあったり、好きなように旅をして資金が尽きたら旅を終えるという人もいるでしょう。
期間の長さに良し悪しはありませんが、旅のスタイルやタイプによって世界一周の期間は大きく変わります。
そんなタイプ別の世界一周について紹介したいと思います。
２．タイプ別 旅の期間
①仕事を辞めて貯金で世界一周
期間：１〜２年間
一番多いタイプはこのパターンでしょう。多くの旅人が一度就職してそこでお金を貯め、その貯金を使って世界一周をします。
この場合資金に限りがあるので、１〜２年の期間で旅を終えざるを得ません。しかし１〜２年で、ある程度周りたい所を周れるのでちょうどいい長さとも言えるでしょう。
このタイプは、一度社会人を経験、その期間に資金を貯める、お金を計算しながら世界一周。という長期的な段階を踏むのである程度計画性のある人が多いようです。
また資金作りには３〜４年を要している方が多かったと思います。
②学生が休学して世界一周
期間：半年〜１年弱
比率的にはあまり多くありませんが、大学生が１年間の休学をして世界一周をする姿も見ます。最近では高校生が休学して世界一周する事もあります。
休学する前から、または休学して数ヶ月間はバイトなどで資金を貯め、残りの期間で世界一周をします。 休学期間が１年間と決まっているので、半年〜１年弱の期間が多いです。１年以上の旅になることはほとんどないでしょう。
休学という形なので、大学卒業後の就職も難しくなく、若いうちから世界の様々な価値観に触れることができるのは大きなメリットでしょう。旅の経験が帰国後の進路に大きく関わる場合もあります。
③世界一周航空券で世界一周
期間：３ヶ月〜１年未満
仕事を辞めるにせよ、休学するにせよ、世界一周航空券を利用するかしないかで旅のタイプは分かれます。
世界一周航空券の有効期限は「１年間」と決まっているので１年以上の旅になることはあまりありません。
しかし逆に、次の就職先が決まっていたり休学中であるために、世界一周にあまり時間をかけられない場合にポンポン飛んで短い期間で世界一周を終わらす人もいます。僕が旅中で出会った人だと３ヶ月で10数ヵ国を巡る世界一周をした人がいました。 航空券の値段は同じなので、それはある意味贅沢な使い方と言えるでしょう。
出発前に大方のルートと日程を決めなければいけないなどデメリットもありますが、旅の期間が変わることはないので、旅中の日程作りや帰国後の予定も決めやすいでしょう。
④ワーホリからの世界一周
期間：２〜３年間（※ワーホリ期間含む）
世界一周の途中で資金が足りなくなるため、世界一周→ワーホリ→世界一周という形で旅を終えるパターンか、または世界一周の為に一度ワーホリを利用して資金を貯めてから世界一周に旅立つ人もいます。
この場合、ワーホリに丸１年、世界一周に１〜２年掛かる場合が多いです。 海外で働くという経験もでき年齢制限もあったりと、そもそもワーホリに興味があるため世界一周と一緒に経験したいと考える人も多いようです。
⑤旅中に稼ぎながら世界一周
期間：３〜５,６年間、もしくは無期限
旅中に資金を稼ぎながら世界一周する人もいます。
方法としては路上でのバスキングやノマドワーカーとしてパソコン一つで仕事をしながら稼ぐ事があります。 この為、資金という制限があまり関係ないので明確な期間がありません。 その場所での稼ぎ次第で旅行が進むこともあれば留まらざるを得ない事もあるでしょう。
また、その都度労働に時間を掛ける必要があるので、旅のペースはかなり遅く、３〜５,６年もの期間や無期限という旅になることもあります。
またワークアウェイなどを利用して、稼ぐというより滞在費をあまり掛けずに世界一周をする事もあります。
この場合も同じように、労働に時間を掛けることになるので旅行のペースはかなり遅く、住むように旅をするので少なくとも２〜３年は旅の期間となるようです。
しかし、普段の旅行とは違った体験や現地の人と深く関わったりする機会も多いので、魅力的な旅の仕方と言えるでしょう。
⑥ピースボートで世界一周
期間：３〜４ヶ月
ピースボートの場合は、完全にツアーの日数に依存するため決まった日数で世界一周旅行をすることになります。
平均は100日前後で、全体の３分の２を船上で過ごすことになります。
生活はかなり快適で、船内でイベントなども行われます。他の人の経験をシェアさせてもらったりと船旅だからこそ味わえるものがあるでしょう。
３．世界一周経験者たちの旅期間
男一人旅の場合
期間：１年８ヶ月（フィリピン留学３ヶ月＋旅５０５日間）
岡本夫婦の場合
期間：１年間（フィリピン留学３ヶ月＋旅９ヶ月）
平田夫婦の場合
期間：２年９ヶ月（※内１年間はワーホリとバスキング期間）
クロスロード在校生の場合
期間：約３ヶ月（世界一周クルーズ）
４．まとめ
世界一周って年単位で必要というイメージがありますが、周る国を減らしたり、滞在日数を調節することで1～2ヶ月という短期間でも世界一周することもできます。
逆に一時帰国や旅の仕方に工夫を凝らし１０年なんて期間で旅をしている旅人もいます。
旅の期間が求めている以上に長すぎたりすると旅がマンネリ化したり飽きたりしますし、短すぎても物足りないまま終わってモヤモヤしてしまうかもしれません。もちろんお金と旅の仕方と相談する必要もあるでしょう。
自分に合った期間は存在するはずなので、自分の性格に合わせて世界一周をしましょう。
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世界一周した４人が運営している学校で、記事を書いているインターン生も世界一周経験者です。（ワーホリとフィリピン留学の記事は違います。）
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